「生きるか死ぬか、日本トップクラスの川崎の競争で成長したい」
――先輩以外で憧れの選手はいますか?
「ジュビロ(磐田)にいる大久保(嘉人)選手です。独力でゴールを奪うだけじゃなく、味方を使うのも上手い。それに野性味溢れる感じが魅力的ですよね。そんな選手って日本人では少ないじゃないですか。ああいう選手になりたいなと」
――タイプ的には似ているところはありますね。
「背格好も似ているし、そういう意味では色々勉強させてもらっています。ゴールの動画を見たり、あと川崎の練習参加した時に、一度お会いできて、めちゃめちゃ嬉しかったです」
――何か話しました?
「いや、そんな話せませんでした。ただただ見ていて『うわあ、すげえな』って」
――今では川崎への加入が内定しました。他チームからもオファーがあったようですが、なぜ川崎を選んだ?
「それこそ、うまくなりたいからです。フロンターレはJリーグを2連覇していて日本で1番強いチーム。当然ポジション争いも激しいです。僕はこれまで、静学でも順大でも試合に出られないところから始まっている。どうやったら出番を掴めるか打開策を考えて壁を打ち破ってきました。だから今回も、生きるか死ぬか、日本でトップクラスの川崎の競争のなかに飛び込んで、もがいて、スタメンを勝ち取れれれば自分自身の成長につながると思うんです。そうすればA代表にも近づけるはず。そういう想いで決めました」
「ジュビロ(磐田)にいる大久保(嘉人)選手です。独力でゴールを奪うだけじゃなく、味方を使うのも上手い。それに野性味溢れる感じが魅力的ですよね。そんな選手って日本人では少ないじゃないですか。ああいう選手になりたいなと」
――タイプ的には似ているところはありますね。
「背格好も似ているし、そういう意味では色々勉強させてもらっています。ゴールの動画を見たり、あと川崎の練習参加した時に、一度お会いできて、めちゃめちゃ嬉しかったです」
――何か話しました?
「いや、そんな話せませんでした。ただただ見ていて『うわあ、すげえな』って」
――今では川崎への加入が内定しました。他チームからもオファーがあったようですが、なぜ川崎を選んだ?
「それこそ、うまくなりたいからです。フロンターレはJリーグを2連覇していて日本で1番強いチーム。当然ポジション争いも激しいです。僕はこれまで、静学でも順大でも試合に出られないところから始まっている。どうやったら出番を掴めるか打開策を考えて壁を打ち破ってきました。だから今回も、生きるか死ぬか、日本でトップクラスの川崎の競争のなかに飛び込んで、もがいて、スタメンを勝ち取れれれば自分自身の成長につながると思うんです。そうすればA代表にも近づけるはず。そういう想いで決めました」
――中学の時は無名で、高校の時はプロクラブから話が来なかった。しかし今日本トップのクラブチームに加入するまでに成長した。プロ入りが決まった時の喜びは尋常ではなかったはずです。
「もちろん。言葉ではうまく表せないんですけど、とにかくすごく嬉しいです。でも一方で、やっとスタートラインに立てる、ようやくプロの世界で本気でやれる、そういう熱意も生まれています」
――進路の選択で悩んでいる高校生に、アドバイスを送るなら?
「自分はプロの道は分からないので、大学の良さしか話せないですけど、大学は自分と向き合うにはすごくオススメです。自分次第で道を決められるので、人として成長できる環境です。それに、いろんな人と触れ合える。例えば、僕は1年生の時に医学部の子と同部屋でいろんな話が聞けたし、他にも陸上部やバレー部、バスケ部、そういう様々な道の人と出会って、いろんな人の考え、価値観を知れた。もちろん考えが合わない時もあるけど、そういう時にこういう考えの人もいるんだと分かる。
結果的に僕はプロになれたけど、たとえサッカー選手になれなくても、立派な社会人になるための土台が作れたと自負しています。サッカー以外の面で成長を感じられます。一般企業に就職した同期がいますけど、もしかしたら自分よりもすごく世界で活躍するビジネスマンになるかもしれない。僕自身もみんなには負けなくないです」
「もちろん。言葉ではうまく表せないんですけど、とにかくすごく嬉しいです。でも一方で、やっとスタートラインに立てる、ようやくプロの世界で本気でやれる、そういう熱意も生まれています」
――進路の選択で悩んでいる高校生に、アドバイスを送るなら?
「自分はプロの道は分からないので、大学の良さしか話せないですけど、大学は自分と向き合うにはすごくオススメです。自分次第で道を決められるので、人として成長できる環境です。それに、いろんな人と触れ合える。例えば、僕は1年生の時に医学部の子と同部屋でいろんな話が聞けたし、他にも陸上部やバレー部、バスケ部、そういう様々な道の人と出会って、いろんな人の考え、価値観を知れた。もちろん考えが合わない時もあるけど、そういう時にこういう考えの人もいるんだと分かる。
結果的に僕はプロになれたけど、たとえサッカー選手になれなくても、立派な社会人になるための土台が作れたと自負しています。サッカー以外の面で成長を感じられます。一般企業に就職した同期がいますけど、もしかしたら自分よりもすごく世界で活躍するビジネスマンになるかもしれない。僕自身もみんなには負けなくないです」