名古屋を蘇らせた今夏の新戦力たち。ドラマチックな逆転残留に彼らはなにを思ったのか

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2018年12月02日

中谷は後半戦で獲得した勝点31に自信

試合後には他会場の結果により残留が決定。中谷は雄叫びを上げた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 丸山とCBでコンビを組んだ中谷も持ち前の力強いディフェンスで最終ラインの強度を上げ、攻撃的なチームを後方から支えた。試合後には安堵の表情を浮かべながら喜びを口にする。
 
「結果が残せて良かったです。後半戦はこれで勝点31を加えられたので、それってシーズンを通じて戦えばACL圏内の3位も狙えるってことですよね。でもまずは残留できたことが良かったです。夏の移籍は間違った選択ではなかったと感じています。この半年は厳しい状況が続きましたが、踏ん張れて良かったです。最後は他会場の結果次第でしたが、日ごろの成果が表われたのかなと思います。やってきたことは間違いではなかったです」
 
 ちなみに湘南戦では、中谷はスタンドで観戦していたチームメイトやサポーターから他会場の情報を教えてもらい、自分たちの状況を理解しながら戦っていたという。
 
「2点目を決められた時にサポーターの方に訊いて、ダメだなと。それにメンバー外の選手もバツとジェスチャーをしていたので、勝つしかないなとプレーしていました。最後までメンバー外の選手はバツとやってくれていたので2-2になってからも点を取らなくちゃと考えていました。でも結果的にはそこで前に出すぎて3点目を取られなくて良かったです」
 
 そう笑う中谷は「まずは身体をゆっくり休めて、来季はさらに上を目指したいです。自分の決断が間違いでなかったこと、そしてさらに上に行くためにまだやるべきことは多いです」と前を向いた。
 
 
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