宮市亮インタビュー「いつかアーセナルのレジェンドに」

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2014年07月04日

「ヴェンゲル監督は『勝たせてあげたい』と思わせる存在」

特に仲のいい同僚はロシツキ。「練習中からよく気にかけてくれる」という。(C)SOCCER DIGEST

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――特に仲のいいチームメイトは?
「歳は離れていますけど、ロシツキ(33歳)とはよく話をしますよ。練習中からよく気にかけてくれますし、『こうした方がいいよ』とアドバイスをくれる。頼りにしている先輩のひとりです」
 
――同世代では?
「チェンバレン(20歳)、ジェンキンソン(22歳)、ウィルシェア(22歳)あたりですね。アーセナルは若いチームと見られがちですけど、実はベテランが結構多いので」
 
――ヴェンゲル監督に具体的に求められていることはありますか?
「練習中のアピールです。『もっと積極的にやりなさい』、『もっと自分を出していけ』とよく言われます」
 
――宮市選手にとって、ヴェンゲル監督はどんな存在ですか?
「人間的に尊敬できますし、『この監督を勝たせてあげたい』と思わせる存在ですね。チームメイト全員が、たぶんそう思っているんじゃないでしょうか」
 
――休日は何をされているんですか?
「あまり外出はしません。たまに買い物に出かけるくらいですかね。アーセナルは中2日で試合があったりするので、オフの日はとにかく身体を休めるように努めています。シーズン中はやっぱり緊張感がありますから、リフレッシュするといっても完全に気持ちを切らすわけにはいかない。常に頭のどこかでサッカーのことを考えていますね。休めるのはオフシーズンの今だけかな、という気がします」
 
――日本に帰ってきて、気分転換はできましたか?
「名古屋に帰って同級生に会ったりしましたけど、日本にいるだけで良いリフレッシュになります。テレビのCMを見ているだけでも、すごく新鮮。1年ごとの変化がすごいですよ、日本は」
 
――次の14-15シーズンで宮市選手は、ヨーロッパで5シーズン目を迎えます。欧州に来た頃の自分と比べて、どこが一番変わりましたか?
「大人になったかなと。フェイエノールトでは純粋にサッカーを楽しんでいればよかったけど、アーセナルのようなビッグクラブでプレーして気付かされることがたくさんあった。怪我や挫折を経験して、今はいろんなことを考えられるようになりましたね」
 
――もう英語は問題なく話せますか?
「そうですね。聞くのはヨーロッパに来てすぐに慣れました。常に英語が耳に入ってくる環境だったので。話すのは時制が一致しなかったりしてなかなか難しかったのですが、ある日突然話せるようになりました。なぜ喋れるようになったかは、よくわかりませんが(笑)」
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