宮市亮インタビュー「いつかアーセナルのレジェンドに」

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2014年07月04日

「アーセナルでは毎試合勝利が求められる」

出場機会に恵まれなかった13-14シーズンは「ポジティブに捉えたら意味のある1年だったと思います」と振り返る。(C)SOCCER DIGEST

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――まずは13-14シーズンを振り返ってください。どんな1年でしたか?
「満足できるシーズンではありませんでした。怪我をしてしまい、出場機会も少なかったですから(公式戦通算で5試合・0得点)。ただ、苦しい状況のなかで忍耐力や自分をコントロールする術を身につけられた。悔しさはありますけど、ポジティブに捉えたら意味のある1年だったと思います」
 
――13年9月18日のマルセイユ戦で初めてチャンピオンズ・リーグの舞台を踏みました。その時の感想は?
「出場時間が2分くらいだったので、正直これといった感想はありません。でも、アーセナルのユニホームを着てそういう最高峰の舞台に立つ重みは感じられたので、いい経験になりました」
 
――これまではフェイエノールト、ボルトン、ウィガンとレンタル移籍を繰り返してきましたが、13-14シーズンは初めてアーセナルで丸1年を過ごしました。アーセナルと他のクラブを比べて、どこが一番違いますか?
「アーセナルは常に上位に名を連ねるチームで、毎試合勝利が求められる。そこが一番の違いですね。正直ボルトンやウィガンでプレーしていた頃は、『最低でも引き分けでいい』という試合がありました。でも、アーセナルは違う。どんな試合でも、勝ちにいかなければなりません」
 
――ファンの目も厳しいですか?
「とても厳しいですね。試合内容によってはブーイングされる試合もあります。ファンの要求はかなり高いと思います」
 
――チームメイトは各国の代表選手ばかりです。日々の練習で何を学んでいますか?
「毎日のトレーニングが本当に貴重な時間になっています。得られることがたくさんありますから。ただ、プロなので試合に出ないと意味がない。この経験を糧にして、自分のポジションを勝ち取りたいです」
 
――お手本にしているチームメイトはいますか?
「ウォルコットですね。ディフェンスラインの裏に抜け出す動きは、すごく勉強になります。あとはフィニッシュ。彼はここ数年シュート精度が上がって、点を獲れるようになってきた。僕もそうなれるように頑張りたいです」
 
――昨夏にはエジルが加入しました。彼の印象は?
「レアル・マドリーやドイツ代表で中心選手として活躍してきたトッププレーヤーなので、全てにおいて自信に満ち溢れている。そういう選手と一緒にプレーできる機会はなかなかないので、いい刺激になっています。プライベートでは本当に『良いお兄さん』という感じですね(笑)」
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