時間が進むごとにサイドからハーフスペースへ。
話をマリ戦の中島に戻せば、時間が進むごとにこのハーフスペースを何度も活用し、攻撃を活性化。例えば75分のシーンだ。ペナルティーエリアの角でボールを受けて、自身の大外を回った長友佑都へのスルーパスを狙った。その2分後には同じような位置でキープしながら前を向き、ファウルをもらっている。
さらに84分には、ハーフスペースでフリーになってボールをもらい、中央に持ち出して右足でミドルシュートを狙った。
そして、94分の得点シーンだ。敵陣に入ったあたりでフリーになってボールを受けると、襲い掛かってきた3人をいなして左サイドに展開。そのままゴール前に入り込み、最後は三竿健斗のクロスを左足のボレーで押し込み、同点ゴールを上げた。
今遠征のメンバー発表の席で「個の打開」の重要性を説いていたヴァイッド・ハリルホジッチ監督にとっても、最先端の概念を取り入れて違いを作り、実際に結果も残した中島のパフォーマンスは印象に残ったに違いない。
もちろん中島は、守備の激しさや裏への飛び出しの少なさなど課題もあるし、まだ1キャップを刻んだばかりの新参者だ。この日は先発だった宇佐美、出番がなかった原口元気、そして今遠征は招集外の乾貴士とロシア・ワールドカップのメンバーに食い込むうえでのライバルは少なくない。
はたして23歳の新鋭は、3月27日のウクライナ戦でも、マリ戦に続いてハーフスペースを上手く使いながら違いを作り出せるか。注目に値する。
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今遠征のメンバー発表の席で「個の打開」の重要性を説いていたヴァイッド・ハリルホジッチ監督にとっても、最先端の概念を取り入れて違いを作り、実際に結果も残した中島のパフォーマンスは印象に残ったに違いない。
もちろん中島は、守備の激しさや裏への飛び出しの少なさなど課題もあるし、まだ1キャップを刻んだばかりの新参者だ。この日は先発だった宇佐美、出番がなかった原口元気、そして今遠征は招集外の乾貴士とロシア・ワールドカップのメンバーに食い込むうえでのライバルは少なくない。
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