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【小宮良之の日本サッカー兵法書】メッシとシュート練習をしたGKは…名手がもたらす相乗効果

カテゴリ:連載・コラム

小宮良之

2018年03月16日

日本の前に立ちはだかるポーランドも、また…

ブンデスリーガでの得点王をほぼ確定させているレバンドフスキ(右)と、ユベントスでジャンルイジ・ブッフォンの後を継ぐであろうシュチェスニー(左)。果たして日本は今夏、彼らにどう対処する!? (C) Getty Images

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「GKに人材が多い地域は、ストライカーでも人材が多く出る」
 
 それはひとつの法則だが、お互いが最も影響を受け合うのだ。
 
 ところで、ロシア・ワールドカップのグループステージで日本と同じ組に入ったポーランドには、GKとストライカーに人材が多数いる。
 
 ヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス)、ウカシュ・ファビアンスキ(スウォンジー)は欧州トップレベルだし、アルトゥール・ボルツ(ボーンマス)、プゼミスラフ・ティトン(デポルティボ)、ウカシュ・スコルプスキ(ローマ)など、トップリーグでゴールマウスを守っている。
 
 そしてストライカーも、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)を筆頭に、ピオトル・ジェリンスキ、アルカディウシュ・ミリク(いずれもナポリ)などを擁する。
 
 昨シーズンのベルギー・リーグ得点王、ウカシュ・テオドルチュクがメンバー外になるほどで、同じくポーランド・リーグ得点王のマルチン・ロバク(スラスク・ヴロツワフ)も、最近は代表に選ばれる気配はない。
 
 本質的にサッカーは、「誰かに教えてもらう」という競技ではない。しかし、有力なチームメイトから受ける影響は別。それはほとんどの場合、成長、進化するための触媒となるのだ。
 
文:小宮 良之
 
【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『おれは最後に笑う』(東邦出版)、ヘスス・スアレス氏との共著『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』(東邦出版)など多数の書籍を出版しており、2018年2月には「FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場」(東邦出版)を上梓した。
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