優れたスカウティングも要因のひとつだが
コパ・デル・レイ準決勝、バレンシア戦でのこと。バルセロナのゴールマウスを守るオランダ代表GKヤスパー・シレッセンは、至近距離からのシュートを防ぐなど、ハイレベルのセービングで勝利に貢献した。
リーグ・エスパニョーラではセカンドGKという立場であり、コンディショニングは難しいにもかかわらず、彼は高水準のプレーを見せた。
シレッセンだけでなく、近年のバルサのGKのクオリティーは高い。
リーグ・エスパニョーラではセカンドGKという立場であり、コンディショニングは難しいにもかかわらず、彼は高水準のプレーを見せた。
シレッセンだけでなく、近年のバルサのGKのクオリティーは高い。
2013-14シーズン終了後にビクトール・バルデスが退団後、クラウディオ・ブラーボ、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのふたりによる定位置争いは熾烈を極めた。結局、ブラーボが一歩リードして世界トップクラスのプレーを見せ、16年に1800万ユーロ(約24億円)でマンチェスター・シティに引き抜かれた。
しかし、セカンドGKだったテア・シュテーゲンが正GKの座に就くと、前任者を凌ぐほどの活躍を見せている。
なぜバルサのGKは、これほど高い水準のプレーを見せられるのか?
ひとつは、GKのスカウティングに優れている点があるだろう。ブラーボ、テア・シュテーゲンという名手と契約したのは、当時、テクニカルディレクターを務めていたアンドニ・スビサレータ(現マルセイユSD)だった。
スビサレータは、フィールドプレーヤーの補強では“ハズレ”が多かったが、元バルサのGKであり、スペイン代表での歴代キャップ数もGKとしては最多なだけに、見る目が備わっていたのだろう。
しかしスカウティング以上に、「練習環境のレベルが突出して高く、それぞれの選手が刺激し合っている」ことが要因であると、説明される。
リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、アンドレス・イニエスタ……。彼らのシュートを受けるだけで、GKには有効なトレーニングとなる。一流の攻撃者は守備者を一流にし、一流の守備者は攻撃者を一流にする。切磋琢磨によって、成長の相乗効果が生まれているのだ。
例えば、メッシは1対1でGKの身体を倒すことで、シュートコースを容易に作り出せる。それをトレーニング時から、同じチームのGKは体験できる。できるだけ倒れずに耐え抜いて相手の動作を見極める、というプレーが向上する。結果として、1対1の際に落ち着きが生まれる。
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