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「韓日戦は何があっても勝つ」韓国代表が語る連覇への”本気度”と隠し切れない”采配の不安”

カテゴリ:日本代表

ピッチコミュニケーションズ

2017年12月15日

戦術の引き出しが多いのは、シン・テヨン監督の長所でもあるが…。

キム・ジンスはサイド攻撃の重要性を強調した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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「様々なパターンを用意して、練習でも力を注いできましたが、北朝鮮戦ではセットプレーから一度もシュートを打てませんでした。中国戦でも、セットプレーからの得点はなかった。日本戦までにしっかり準備したいです」
 
 前出のキム・ミヌは、攻撃のリズムを強調する。
 
「(北朝鮮戦では)慌てずに攻撃を作っていこうと話し合いました。相手の守備が密集していたので、それを崩すためにどうすればいいか、同じ左サイドでプレーするキム・ジンスと相談しました」
 
 そのキム・ジンスも言っていた。
 
「左右のウィングが中央に切り込んで、両サイドの僕とコ・ヨハンがオーバーラップする。北朝鮮戦では、そういった攻撃を狙いました。その精度をもっと高めていかなければいけない」
 
 実際、北朝鮮戦では、サイドから切り崩す場面が目立っていたし、北朝鮮のオウンゴールも左サイドからのクロスで誘発したものだった。
 
 こうしたコンビネーションには注目したいが、ソ・ホジョン記者はシン・テヨン監督の采配に不安が残るとも語る。
 
「もともとシン・テヨン監督は、戦術を頻繁に変える人です。3つも4つも戦術を使い分けるんです。それはシン・テヨン監督の長所でも短所でもありますが、代表を率いたU-23アジア選手権やリオ五輪で、いざという時の采配が裏目に出てきたのも事実です。そして今大会も、中国戦では4-2-3-1、北朝鮮戦では3-4-3と、フォーメーションをがらりと変えている。韓日戦で新しい戦術を起用して、選手たちが混乱しなければいいですが……」
 
 はたして韓国は、ハリルジャパンを相手に、どのようなサッカーを見せるだろうか。

取材・文●李仁守(ピッチコミュニケーションズ)
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