• トップ
  • ニュース一覧
  • 【セルジオ越後】これがサウジ戦の準備? “中東”というだけのオマーンと戦って得られたものは少ないよ

【セルジオ越後】これがサウジ戦の準備? “中東”というだけのオマーンと戦って得られたものは少ないよ

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2016年11月12日

海外組が90分プレーできるかテストする手もあったが…。

61分にピッチを退いた本田。ややインパクトに欠けた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 毎回、選手のコンディションに不安を感じるけど、それは今回も同じだった。本田が61分、清武が71分にベンチに下がるなど90分プレーをしなかった。
 
 交代枠が多いと、選手たちはペース配分を考えずに前半から飛ばすことができる。でも、公式戦では3人の交代枠しかなく、疲れた選手を簡単に代えることができない。オマーン戦で状態の良さを感じさせた清武にしたってクラブで常時試合に出られているわけではないから、大きなプレッシャーのかかるサウジアラビア戦で90分を戦った場合、どんな影響が出るかは分からない。
 
 それは本田やオマーン戦に出場しなかった香川らにも当てはまる。ここまでの最終予選で日本を苦しめたのは、所属クラブで出場機会を失っている海外組のコンディションの悪さだ。本来はオマーン戦を彼らが90分持つ状態にあるのかテストする場に使う手もあったけど、それはやらなかったね。
 
 逆に大迫は2ゴールを奪って存在感を放ったけど、この1試合のパフォーマンスを見ただけで、日本の救世主になれるかは、何とも言えないよ。それに大迫を先発で使った時に、誰をジョーカーとしてベンチに置くのか。浅野、岡崎がその役割を担うことになりそうだけど、僕の目から見れば、今のふたりに“勢い”は感じられない。
 
【関連記事】
【日本代表】“本田外し”に本人が反論。「今の時点で自分が外される理由がない」
【日本代表】「傷つくことには慣れている」。人生論に言及した本田が反攻宣言
【釜本邦茂の視点】本田と酒井宏のコンビは酷かった… 欧州組はもっと質の高さを見せるべき!
【日本4-0オマーン|採点&寸評】清武&大迫の“ホットライン”を高く評価。山口などロンドン五輪世代が躍動も、北京組の本田は…
【松木安太郎の視点】大迫や清武だけじゃない!彼らを輝かせた齋藤も秀逸だった
【日本代表】連動性ある崩しで奪ったゴール。清武は「ああいうのが理想的」と自負

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ