清武→山口→本田→清武→大迫。
[親善試合]日本 4-0 オマーン/11月11日/カシマ
1点リードで迎えた42分、日本に追加点が生まれる。
ペナルティアーク付近で清武弘嗣からのパスを受けた大迫勇也が、相手DFを鮮やかにかわし、ゴール左に流し込んでみせる。
「ああいうのが理想的ですよね」
アシストした清武が手応えを口にする。それは、ゴール前にボールを運ぶまでの過程がイメージどおりだったからだろう。
「僕がサイドに行って、(山口)蛍が絡んで、(本田)圭佑くんが持って、また僕がもぐって、(最後は)サコっていう。サイドに人数をかけると、みんなボールウォッチャーになって中が空いてくるし、ディフェンスが(中に入り込んできた)僕に食いついていた」
トップ下で先発した清武は、この場面では右サイドのタッチライン際でスタンバイ。山口からのパスを受けると、中にカットインして、前に走り込む山口にリターン。山口はワンタッチで本田に預け、本田が少しタメを作る間に、中央に入ってきた清武にパスが出され、これをダイレクトで縦にはたき、最後は大迫が仕留めた。
複数人が絡んだ連動性ある崩し。その中心にいた清武は、柔らかなクロスで大迫の先制点もお膳立て。後半にはPKでチーム3点目を決めるなど、1得点・2アシストの活躍で、完勝したオマーン戦では絶大な存在感を放っていた。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【日本 4-0 オマーン|PHOTOギャラリー】大迫や小林祐が結果を残すなど実り多きテストゲームに
1点リードで迎えた42分、日本に追加点が生まれる。
ペナルティアーク付近で清武弘嗣からのパスを受けた大迫勇也が、相手DFを鮮やかにかわし、ゴール左に流し込んでみせる。
「ああいうのが理想的ですよね」
アシストした清武が手応えを口にする。それは、ゴール前にボールを運ぶまでの過程がイメージどおりだったからだろう。
「僕がサイドに行って、(山口)蛍が絡んで、(本田)圭佑くんが持って、また僕がもぐって、(最後は)サコっていう。サイドに人数をかけると、みんなボールウォッチャーになって中が空いてくるし、ディフェンスが(中に入り込んできた)僕に食いついていた」
トップ下で先発した清武は、この場面では右サイドのタッチライン際でスタンバイ。山口からのパスを受けると、中にカットインして、前に走り込む山口にリターン。山口はワンタッチで本田に預け、本田が少しタメを作る間に、中央に入ってきた清武にパスが出され、これをダイレクトで縦にはたき、最後は大迫が仕留めた。
複数人が絡んだ連動性ある崩し。その中心にいた清武は、柔らかなクロスで大迫の先制点もお膳立て。後半にはPKでチーム3点目を決めるなど、1得点・2アシストの活躍で、完勝したオマーン戦では絶大な存在感を放っていた。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【日本 4-0 オマーン|PHOTOギャラリー】大迫や小林祐が結果を残すなど実り多きテストゲームに

11月10日発売号は原口元気選手の巻頭インタビューに加えて、本誌恒例の「“最新”移籍相関図」をお届けします。これを読めばストーブリーグの見どころが丸わかり! またクラブダイジェストはJ2の松本山雅です。