本田が最前線にいることの効果は?
2ボランチは、長谷部誠を軸に、タッグを組むのは、柏木陽介ではなく、山口蛍と予想。柏木の展開力は捨てがたいが、オーストラリア戦は守勢に回る時間が増えそうなだけに、より守備力のあるタイプが必要だろう。山口は前回のイラク戦で劇的な決勝点を挙げているだけに、本人も良い流れで試合に臨めるはずだ。
トップ下は清武が本命か。イラク戦での高いパフォーマンスを考慮すれば、外す理由が見当たらない。香川真司もコンディションを上げてきているのは間違いないが、再び、攻撃のタクトを振るうのは背番号13だろう。
最終ラインと同じく、テコ入れされそうなのが前線の3枚だ。
左ウイングは、原口元気がファーストチョイスになる。2試合連続ゴール中と現アタッカー陣の中で最も結果を出しているだけに、スタメンは固い。
最注目はCFだ。先述したとおり、万全の状態とは言えない岡崎を先発させるのは、あまりにもリスキーだ。では、代役は誰になるのか。序列で見れば浅野拓磨が繰り上がるが、フィジカルに優れるオーストラリア相手には、“中央”で勝負するにはやや線が細すぎるか。
屈強な相手DFにも球際で簡単には負けず、確実にキープして前線の起点となれるのは、本田圭佑しかいない。ここ最近の代表戦では空中戦で高い勝率を誇り、ゴールチャンスを演出する場面が増えてきている。
過去を振り返れば、このポジションでも結果を残してきた実績がある。オーストラリアにとっても、名実ともに日本の“顔”でもある男に、ゴールに最も近い場所でプレーされるのは、いつも以上に神経をすり減らすだろう。
中央に陣取る本田に相手の意識が集中すれば、両サイドが空いてくる。その隙を見逃さず素早く縦に仕掛けるのが、左はドリブル突破に優れる原口、そして右はスピード自慢の浅野だ。
代表ではもはや“お客さん”ではなくなった21歳の浅野は、この大舞台でも十分に本領を発揮してくれそうな雰囲気を漂わせている。
それでも、指揮官が少しでも躊躇するなら、清武という選択肢も浮上してくるだろう。となれば、トップ下には香川が“復帰”することになるか。あ・うんの連係を見せるふたりのコンビプレーが輝けば、攻撃にはさらに流動性が生まれるだろう。
本田を頂点に、香川のトップ下&清武の右ウイングは、“プランB”としては興味深い編成である。
トップ下は清武が本命か。イラク戦での高いパフォーマンスを考慮すれば、外す理由が見当たらない。香川真司もコンディションを上げてきているのは間違いないが、再び、攻撃のタクトを振るうのは背番号13だろう。
最終ラインと同じく、テコ入れされそうなのが前線の3枚だ。
左ウイングは、原口元気がファーストチョイスになる。2試合連続ゴール中と現アタッカー陣の中で最も結果を出しているだけに、スタメンは固い。
最注目はCFだ。先述したとおり、万全の状態とは言えない岡崎を先発させるのは、あまりにもリスキーだ。では、代役は誰になるのか。序列で見れば浅野拓磨が繰り上がるが、フィジカルに優れるオーストラリア相手には、“中央”で勝負するにはやや線が細すぎるか。
屈強な相手DFにも球際で簡単には負けず、確実にキープして前線の起点となれるのは、本田圭佑しかいない。ここ最近の代表戦では空中戦で高い勝率を誇り、ゴールチャンスを演出する場面が増えてきている。
過去を振り返れば、このポジションでも結果を残してきた実績がある。オーストラリアにとっても、名実ともに日本の“顔”でもある男に、ゴールに最も近い場所でプレーされるのは、いつも以上に神経をすり減らすだろう。
中央に陣取る本田に相手の意識が集中すれば、両サイドが空いてくる。その隙を見逃さず素早く縦に仕掛けるのが、左はドリブル突破に優れる原口、そして右はスピード自慢の浅野だ。
代表ではもはや“お客さん”ではなくなった21歳の浅野は、この大舞台でも十分に本領を発揮してくれそうな雰囲気を漂わせている。
それでも、指揮官が少しでも躊躇するなら、清武という選択肢も浮上してくるだろう。となれば、トップ下には香川が“復帰”することになるか。あ・うんの連係を見せるふたりのコンビプレーが輝けば、攻撃にはさらに流動性が生まれるだろう。
本田を頂点に、香川のトップ下&清武の右ウイングは、“プランB”としては興味深い編成である。