来年はアウェーゲームの3試合がすべて中東。
ちなみに、過去5大会で大陸間プレーオフを制したのは、98年大会のイランだけ。当時オセアニア地区代表のオーストラリアを下した彼らも、アジア最終予選では〝2敗〞しかしていない。
負け数はともかく、すでに1敗の日本は敵地のオーストラリア戦でさえ落とせない状況と言っても大袈裟ではない。なぜなら、スケジュール的に来年のほうが明らかに厳しいからだ。
今年はホームゲームが3試合と比較的楽だが、来年はホームゲームが2試合のうえに、アウェーゲームの3試合がすべて中東なのである。前回の最終予選でも同じ中東のヨルダンに敗戦を喫している点を考えると、どこか頼りない今の日本代表では……。
埼玉スタジアム2002での激闘を制して自信を得たはずのUAEに、果たして日本はアウェーで勝てるのだろうか。
グループBの順位表(9月6日現在)
1位 オーストラリア 勝点6(2勝/3得点・0失点)
2位 サウジアラビア 勝点6(2勝/3得点・1失点)
3位 日本 勝点3(1勝1敗/3得点・2失点)
4位 UAE 勝点3(1勝1敗/2得点・2失点)
5位 イラク 勝点0(2敗/1得点・4失点)
6位 タイ 勝点0(2敗/0得点・3失点)
日本代表の今後のスケジュール
2016年
9月1日 W杯予選1節 UAE(H) ●1-2
9月6日 W杯予選2節 タイ(A) ○2-0
10月6日 W杯予選3節 イラク(H) 埼スタ
10月11日 W杯予選4節 オーストラリア(A) ドックランズ
11月11日 親善試合 オマーン(H) カシマ
11月15日 W杯予選5節 サウジアラビア(H) 埼スタ
2017年
3月23日 W杯予選6節 UAE(A) 会場未定
3月28日 W杯予選7節 タイ(H) 会場未定
6月13日 W杯予選8節 イラク(A) 会場未定
8月31日 W杯予選9節 オーストラリア(H) 会場未定
9月5日 W杯予選10節 サウジアラビア(A) 未定
過去5大会のワールドカップ最終予選、日本は中東勢とのアウェーゲームで5勝1分2敗と勝ち越しているが、10年大会のカタール戦以外はすべて接戦だ。前回大会のオマーン戦も、0―1で迎えた77 分に一旦は追いつかれ、終了間際の89分に岡崎慎司のゴールでなんとか突き放すという展開だった。
そう考えると、来年、中東勢との3試合で全勝するのはタフなミッションに映る。できれば、最終節のサ ウジアラビア戦の前にグループの2位以内を確保して本大会出場を決め たいが、UAE戦の黒星でそういう 計算も現時点ではしにくい。
いずれにしても、年内の残り3試合でどれだけ勝点を積み上げられるかが大きなポイントだ。イラク、オーストラリア、サウジアラビアを叩いて4勝1敗とすれば希望は膨らむが、逆にひとつでも引き分けると精神的にもさらに追い込まれる。
負け数はともかく、すでに1敗の日本は敵地のオーストラリア戦でさえ落とせない状況と言っても大袈裟ではない。なぜなら、スケジュール的に来年のほうが明らかに厳しいからだ。
今年はホームゲームが3試合と比較的楽だが、来年はホームゲームが2試合のうえに、アウェーゲームの3試合がすべて中東なのである。前回の最終予選でも同じ中東のヨルダンに敗戦を喫している点を考えると、どこか頼りない今の日本代表では……。
埼玉スタジアム2002での激闘を制して自信を得たはずのUAEに、果たして日本はアウェーで勝てるのだろうか。
グループBの順位表(9月6日現在)
1位 オーストラリア 勝点6(2勝/3得点・0失点)
2位 サウジアラビア 勝点6(2勝/3得点・1失点)
3位 日本 勝点3(1勝1敗/3得点・2失点)
4位 UAE 勝点3(1勝1敗/2得点・2失点)
5位 イラク 勝点0(2敗/1得点・4失点)
6位 タイ 勝点0(2敗/0得点・3失点)
日本代表の今後のスケジュール
2016年
9月1日 W杯予選1節 UAE(H) ●1-2
9月6日 W杯予選2節 タイ(A) ○2-0
10月6日 W杯予選3節 イラク(H) 埼スタ
10月11日 W杯予選4節 オーストラリア(A) ドックランズ
11月11日 親善試合 オマーン(H) カシマ
11月15日 W杯予選5節 サウジアラビア(H) 埼スタ
2017年
3月23日 W杯予選6節 UAE(A) 会場未定
3月28日 W杯予選7節 タイ(H) 会場未定
6月13日 W杯予選8節 イラク(A) 会場未定
8月31日 W杯予選9節 オーストラリア(H) 会場未定
9月5日 W杯予選10節 サウジアラビア(A) 未定
過去5大会のワールドカップ最終予選、日本は中東勢とのアウェーゲームで5勝1分2敗と勝ち越しているが、10年大会のカタール戦以外はすべて接戦だ。前回大会のオマーン戦も、0―1で迎えた77 分に一旦は追いつかれ、終了間際の89分に岡崎慎司のゴールでなんとか突き放すという展開だった。
そう考えると、来年、中東勢との3試合で全勝するのはタフなミッションに映る。できれば、最終節のサ ウジアラビア戦の前にグループの2位以内を確保して本大会出場を決め たいが、UAE戦の黒星でそういう 計算も現時点ではしにくい。
いずれにしても、年内の残り3試合でどれだけ勝点を積み上げられるかが大きなポイントだ。イラク、オーストラリア、サウジアラビアを叩いて4勝1敗とすれば希望は膨らむが、逆にひとつでも引き分けると精神的にもさらに追い込まれる。