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【松本】「百戦錬磨の指揮官」反町康治の流儀――何度かこの仕事から足を洗おうと思ったことがある

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2016年07月27日

テーマ2:後半戦に向けて――これまでやってきたことのブラッシュアップが大事。

25節の長崎戦では86分に山本が決勝点を挙げて1-0で勝利。首位の札幌を勝点3差で追う。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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 チームとしてのスタイルはだいぶ固まってきた。あとは、個々のストロングポイントをより発揮できるようにするなど、現状にどれだけプラスアルファをもたらせるか。体力的に厳しくなる夏場の戦いでは、途中出場の選手の活躍がこれまで以上に重要になってくると見ている。
 
 夏場に強さを発揮し、勝点を稼げるチームが、リーグを制すると思っている。インテンシティの高いサッカーをしている我々にとって、これからの時期はひとつのポイントになるわけで、より内容にこだわって日々のトレーニングに取り組んでいくつもりだ。
 
 だからといって、新たにいろんなことをやろうとは考えていない。それよりも大事なのは、これまでやってきたことをブラッシュアップしていくこと。例えば、攻撃に関して言えば、うちはクロスの本数は多いけど、それが得点につながるケースがほとんどない。ならば、一つひとつのプレー精度や、個々の意識の向上に努めるしかない。それができないのに、新しいなにかを取り入れても効果は薄いだろう。
 
 守備については、省エネで守るつもりはない。夏場は大変かもしれないが、エネルギーをかけて、ハードワークを繰り返す。それができない選手は試合にも絡めない。現状、サボっている選手がいないわけではないから、そこは改善していかなければならないと思っている。
 
 当然の話だが、目標はJ1復帰だ。ただ、昇格後のことを見据えてチーム作りをしているわけではない。そんな余裕はないし、次の試合に向けた準備で精一杯だからだ。
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