タケがこのような状況では暗雲が立ち込める
タケの投入に伴い、フォーメーションを中盤がダイヤモンド型の4-4-2へと変更し、そのトップ下に配置したのも、ドリブルする機会を減らし、守備の負担を軽くしようという指揮官の狙いが見て取れた。しかしそれでもやはり準備不足は否めなかった。
出場早々に中に切れ込むカットインから左足でファーサイドに叩き込んだ昨シーズン、同じ対戦相手のアルメリアに見舞った一撃の再現を狙ったが、シュートコースを探している間に味方にパス。その後も見せ場を作れず、タケを含めた交代選手が機能しないレアル・ソシエダは、88分に同点ゴールを許し、そのまま最下位チーム相手にホームで手痛いドロー(2-2)を喫した。
出場早々に中に切れ込むカットインから左足でファーサイドに叩き込んだ昨シーズン、同じ対戦相手のアルメリアに見舞った一撃の再現を狙ったが、シュートコースを探している間に味方にパス。その後も見せ場を作れず、タケを含めた交代選手が機能しないレアル・ソシエダは、88分に同点ゴールを許し、そのまま最下位チーム相手にホームで手痛いドロー(2-2)を喫した。
シーズンは5年連続の欧州カップ戦出場を懸けてラストスパートの時期に差し掛かっているが、タケがこのような状況では、暗雲が立ち込める。
日本人の魔法がなければ、ソシエダは別のチームになる。日本が出場権を獲得した場合、タケは今夏、パリ五輪参戦を希望しているようだが、アジアカップの前例を踏まえれば、クラブがゴーサインを出すのは難しそうだ。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【動画】リーガ公式が「久保のマジック」と称賛した圧巻の“背面股抜き”
日本人の魔法がなければ、ソシエダは別のチームになる。日本が出場権を獲得した場合、タケは今夏、パリ五輪参戦を希望しているようだが、アジアカップの前例を踏まえれば、クラブがゴーサインを出すのは難しそうだ。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
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