【J1採点&寸評】柏×FC東京|守護神・中村がファインセーブを連発すれば、エースナンバーを背負う田中がPKを沈めて決勝点! FC東京はムリキが可能性を感じさせたが…
カテゴリ:Jリーグ
2016年04月11日
FC東京――決勝点となるPKを献上した橋本は「5」。中盤で米本が奮闘したが…。
【FC東京|採点・寸評】
GK
47 秋元陽太 5.5
17分、ロングボールに飛び出した際にCBと接触してボールをこぼし、あわやのピンチも。その後ひるむことなく、前に出るスタイルを貫いた積極性は買いだが、チームの窮地を救うPKストップはならなかった。
DF
2 徳永悠平 6
後方から指示を出し、河野のポジションをコントロール。輪湖があまり攻めてこなかったこともあってピンチはなく、トータルでは及第点の評価か。
5 丸山祐市 6
危機察知能力の高さを見せ付け、空中戦も含めてボックス内の対応はほぼパーフェクト。唯一のミスは、48分にハイボールの処理を誤ってカウンターを受けた場面だが、大事には至らなかった。
25 小川諒也 6
機を見て仕掛けるオーバーラップと、左足から繰り出す精度の高いクロスでチャンスメイク。対面の伊東との、リオ五輪世代のマッチアップは見応えがあった。1対1の守備はもう少し慎重に臨みたい。
29 吉本一謙 5.5
出場停止の森重に代わって先発CBに抜擢。D・オリヴェイラにハードに当たり、フラストレーションを溜めさせていたが、「こういう時に結果を残せる選手にならないといけない」と失点・敗戦を悔やんだ。
MF
7 米本拓司 6.5
仁王のごとく中盤に立ちはだかり、ボール奪取を連発。素早い帰陣でカウンターも防ぐなど、ゲームキャプテンの責務をまっとうした。
14 ハ・デソン 5.5(71分IN)
2試合連続で米本とコンビを形成。1対1の守備や球際で強さを発揮した一方で、安易なボールロストが多く、空回りした印象は否めない。
17 河野広貴 6(HT OUT)
ガッツ溢れる球際やヒールパスなど創造的なプレーでチームを鼓舞。27分、サイドからのクロスに左足を振り抜いたシュートはコースを突くも、相手GKの好セーブでゴールはならなかった。プレー自体は悪くなかったものの、前半だけでピッチを後にした。
38 東 慶悟 5.5(63分OUT)
守備にエネルギーを使い、前半は攻撃に絡めず。後半に入っても周囲と連動する場面はほとんどなく、63分に交代を言い渡された。FW起用に比べるとサイドでは波が激しい印象だ。
FW
20 前田遼一 5.5
相手を背負ってのプレーを強いられ、相手CBの激しいマークに悪戦苦闘。唯一にして最大のチャンスだった14分のシュートを決め切れなかったのが響いた。
44 阿部拓馬 5.5
流動的にポジションを取りながら、バイタルエリアで根気強くボールを引き出すも、思うように攻撃に転じられず。44分、前田の落としに反応して決定機を迎えたが、相手GKの飛び出しにシュートを打てなかった。
交代出場
MF
37 橋本拳人 5(HT IN)
右サイドハーフ→左サイドハーフ→ボランチと3ポジションをこなす万能性を披露。しかし、PKを献上したうえチームも敗れ、悔しさが残る試合となった。
MF
22 羽生直剛 6(63分IN)
リーグ戦は2節以来の出場。サイドでスペースを埋めつつも、軸足が後ろに行きがちなチームに喝を入れるべく、果敢にチャレンジを繰り返した。
FW
11 ムリキ 6(71分IN)
2トップの一角でJリーグデビュー。まだ来日して2週間とコンディションは万全ではなか、スピードに乗ったドリブルで攻撃を活性化した。ダイレクトプレーも上手く、連係が高まればさらに脅威となりそうだ。
監督
城福 浩 5.5
積極的に交代のカードを切り、それに合わせて選手の配置も変更したが、プラン通りに進んだとは言えない。ボールを奪った後のミスが多く、後半は攻撃的な采配が機能せずに、チャンスから見放された。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
47 秋元陽太 5.5
17分、ロングボールに飛び出した際にCBと接触してボールをこぼし、あわやのピンチも。その後ひるむことなく、前に出るスタイルを貫いた積極性は買いだが、チームの窮地を救うPKストップはならなかった。
DF
2 徳永悠平 6
後方から指示を出し、河野のポジションをコントロール。輪湖があまり攻めてこなかったこともあってピンチはなく、トータルでは及第点の評価か。
5 丸山祐市 6
危機察知能力の高さを見せ付け、空中戦も含めてボックス内の対応はほぼパーフェクト。唯一のミスは、48分にハイボールの処理を誤ってカウンターを受けた場面だが、大事には至らなかった。
25 小川諒也 6
機を見て仕掛けるオーバーラップと、左足から繰り出す精度の高いクロスでチャンスメイク。対面の伊東との、リオ五輪世代のマッチアップは見応えがあった。1対1の守備はもう少し慎重に臨みたい。
29 吉本一謙 5.5
出場停止の森重に代わって先発CBに抜擢。D・オリヴェイラにハードに当たり、フラストレーションを溜めさせていたが、「こういう時に結果を残せる選手にならないといけない」と失点・敗戦を悔やんだ。
MF
7 米本拓司 6.5
仁王のごとく中盤に立ちはだかり、ボール奪取を連発。素早い帰陣でカウンターも防ぐなど、ゲームキャプテンの責務をまっとうした。
14 ハ・デソン 5.5(71分IN)
2試合連続で米本とコンビを形成。1対1の守備や球際で強さを発揮した一方で、安易なボールロストが多く、空回りした印象は否めない。
17 河野広貴 6(HT OUT)
ガッツ溢れる球際やヒールパスなど創造的なプレーでチームを鼓舞。27分、サイドからのクロスに左足を振り抜いたシュートはコースを突くも、相手GKの好セーブでゴールはならなかった。プレー自体は悪くなかったものの、前半だけでピッチを後にした。
38 東 慶悟 5.5(63分OUT)
守備にエネルギーを使い、前半は攻撃に絡めず。後半に入っても周囲と連動する場面はほとんどなく、63分に交代を言い渡された。FW起用に比べるとサイドでは波が激しい印象だ。
FW
20 前田遼一 5.5
相手を背負ってのプレーを強いられ、相手CBの激しいマークに悪戦苦闘。唯一にして最大のチャンスだった14分のシュートを決め切れなかったのが響いた。
44 阿部拓馬 5.5
流動的にポジションを取りながら、バイタルエリアで根気強くボールを引き出すも、思うように攻撃に転じられず。44分、前田の落としに反応して決定機を迎えたが、相手GKの飛び出しにシュートを打てなかった。
交代出場
MF
37 橋本拳人 5(HT IN)
右サイドハーフ→左サイドハーフ→ボランチと3ポジションをこなす万能性を披露。しかし、PKを献上したうえチームも敗れ、悔しさが残る試合となった。
MF
22 羽生直剛 6(63分IN)
リーグ戦は2節以来の出場。サイドでスペースを埋めつつも、軸足が後ろに行きがちなチームに喝を入れるべく、果敢にチャレンジを繰り返した。
FW
11 ムリキ 6(71分IN)
2トップの一角でJリーグデビュー。まだ来日して2週間とコンディションは万全ではなか、スピードに乗ったドリブルで攻撃を活性化した。ダイレクトプレーも上手く、連係が高まればさらに脅威となりそうだ。
監督
城福 浩 5.5
積極的に交代のカードを切り、それに合わせて選手の配置も変更したが、プラン通りに進んだとは言えない。ボールを奪った後のミスが多く、後半は攻撃的な采配が機能せずに、チャンスから見放された。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。