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金田喜稔が北朝鮮戦を斬る!「アジア杯の反省を活かせた勝利。クリーンシートは鈴木の自信になったはず」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年03月22日

全体の覇気が落ちてるように見える

無失点勝利に貢献した鈴木。ロングフィードでも魅せた。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 一方で気になったのは、後半に3バックにしてから攻撃に転じる際に、2ボランチと前線の3人に距離感があったこと。

 センターフォワードが下がってボールを受けるのか、それともボランチの遠藤か田中が上がってスペースを埋めるのか。共通認識をもっと改善していく必要があると思った。
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 後半は攻勢を強めた北朝鮮に押し込まれる時間帯が増え、少なからず苦しんだ。それだけに、前半のうちに追加点が取れていれば、なんてことのない試合だったとは思う。それが難しいんだけどね。

 ただ、追加点を取って勝ち切るというプランの共有をしていかないといけない。昨年の欧州遠征や、連勝し続けていた一番良い時期の日本と、アジアカップからの日本を比べると、全体の覇気が落ちてるように見える。

 良い時は球際で迫力があって、カウンターにも鋭さがあった。まだ予選ではあるけど、ワールドカップでベスト8以上を狙うのであれば、1試合も無駄にできないし、高いテンションのままで積み重ねていってほしい。

【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、65歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。

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