「圧倒的な試合をしないといけない」(長友)
さて、シリア戦(3月29日)である。ホームゲームとはいえ、長友に油断の二文字はない。
「アウェーで戦った試合では前半、シリアが前掛かりに来たことで僕らは難しい状況に陥った。あそこで、1点、2点取られたりすると、ゲームは難しくなった。シリアは最終予選に上がれるだけの力を持ったチームだという印象を抱きましたね、アウェーでは。ここでしっかり叩いておかないと、最終予選でまた日本と当たる可能性がある。だから、もう日本とは当たりたくない、勝負したくないと思わせるような、圧倒的な試合をしないといけないと個人的には考えています。
仮に今回、シリアが日本と良い勝負をして自信を付けてしまったら、『相手が日本ならやれるぞ』というふうになってしまう。その自信は大きなエネルギーになるので、やはりここでシリアを叩かないといけない」
2014年のブラジル・ワールドカップで苦い経験をしているからこそ、ちょっとした隙も見せない。
ブラジルで負った傷は、ワールドカップ予選で勝利を重ねることで少しずつ塞いでいく──。
長友の鋭い眼光からは、そんな決意が見て取れた。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
「アウェーで戦った試合では前半、シリアが前掛かりに来たことで僕らは難しい状況に陥った。あそこで、1点、2点取られたりすると、ゲームは難しくなった。シリアは最終予選に上がれるだけの力を持ったチームだという印象を抱きましたね、アウェーでは。ここでしっかり叩いておかないと、最終予選でまた日本と当たる可能性がある。だから、もう日本とは当たりたくない、勝負したくないと思わせるような、圧倒的な試合をしないといけないと個人的には考えています。
仮に今回、シリアが日本と良い勝負をして自信を付けてしまったら、『相手が日本ならやれるぞ』というふうになってしまう。その自信は大きなエネルギーになるので、やはりここでシリアを叩かないといけない」
2014年のブラジル・ワールドカップで苦い経験をしているからこそ、ちょっとした隙も見せない。
ブラジルで負った傷は、ワールドカップ予選で勝利を重ねることで少しずつ塞いでいく──。
長友の鋭い眼光からは、そんな決意が見て取れた。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)