昨シーズンの王者チェルシーは生き残れるのか?

年末からの9試合で7ゴールとジエゴ・コスタが決定力を取り戻し、持ち直しつつあるチェルシー。とはいえ降格圏までいまだ9ポイント差と、決して安堵できる状況ではない。(C)Getty Images
■Check Point 03
「残留争い」
レスターの躍進と並ぶここまでの最大のサプライズが、昨シーズンの王者チェルシーの大不振だろう。昨年12月の政権交代(モウリーニョ→ヒディンク)を機に持ち直しつつあるものの、劇的に状況が改善されたわけではなく、26節を終えて12位とトップ10にすら食い込めていない。降格ラインの18位ニューカッスルとは勝点9差。安堵できる状況とは言い難い。
今後は17位ノーリッジや最下位アストン・ビラなど残留を争うライバルとの直接対決が肝になる。避けたいのは、残留を確定できないまま強敵トッテナム(36節)、そしておそらく降格回避に必死になっている現在19位のサンダーランド(37節)との戦いに臨む展開だ。
十分の戦力を擁しながら、依然として苦悩と迷走が続く古豪ニューカッスルの終盤戦も見ものだろう。
【終盤戦の注目カード】
28節(3月2日):ノーリッジ vs チェルシー
31節(3月20日):ニューカッスル vs サンダーランド
32節(4月2日):アストン・ビラ vs チェルシー
36節(4月30日):チェルシー vs トッテナム
37節(5月7日):サンダーランド vs チェルシー
※左側がホームチーム。日程は変更になる場合があります。
「残留争い」
レスターの躍進と並ぶここまでの最大のサプライズが、昨シーズンの王者チェルシーの大不振だろう。昨年12月の政権交代(モウリーニョ→ヒディンク)を機に持ち直しつつあるものの、劇的に状況が改善されたわけではなく、26節を終えて12位とトップ10にすら食い込めていない。降格ラインの18位ニューカッスルとは勝点9差。安堵できる状況とは言い難い。
今後は17位ノーリッジや最下位アストン・ビラなど残留を争うライバルとの直接対決が肝になる。避けたいのは、残留を確定できないまま強敵トッテナム(36節)、そしておそらく降格回避に必死になっている現在19位のサンダーランド(37節)との戦いに臨む展開だ。
十分の戦力を擁しながら、依然として苦悩と迷走が続く古豪ニューカッスルの終盤戦も見ものだろう。
【終盤戦の注目カード】
28節(3月2日):ノーリッジ vs チェルシー
31節(3月20日):ニューカッスル vs サンダーランド
32節(4月2日):アストン・ビラ vs チェルシー
36節(4月30日):チェルシー vs トッテナム
37節(5月7日):サンダーランド vs チェルシー
※左側がホームチーム。日程は変更になる場合があります。

アフェライ(右)、シャキリ(中央)、そしてインブラ(左)を獲得するなどここ1年で一気に戦力値を高めたストークは、魅力的なサッカーを展開しながらビッグクラブから次々と金星を奪う。終盤戦も目が離せない。(C)Getty Images
■Check Point 04
「大型補強で増強のストーク」
昨夏のシャキリ、アフェライに続き、今冬はクラブ史上最高額の移籍金(約34億円)でポルトからフランス代表MFのインブラを獲得。近年の積極投資で急速に戦力を高めているのが、26節終了時点で10位につけるストークだ。
ロングボール主体のフィジカルを前面に押し出すスタイルで戦っていた頃の面影は、もはやない。披露しているのはDFラインから丁寧に繋ぎ、最後の30メートルはボージャンやアルナウトビッチらスキルフルなタレントの創造性や即興的なコンビプレーで崩す、魅力的なサッカーだ。
ここまでチェルシー、マンチェスター・C、マンチェスター・Uを下した力は侮れず、終盤戦のキャスティングボートを握る存在になるかもしれない。
【終盤戦の注目カード】
29節(3月6日):チェルシー vs ストーク
33節(4月9日):リバプール vs ストーク
34節(4月16日):ストーク vs トッテナム
35節(4月23日):マンチェスター・C vs ストーク
※左側がホームチーム。日程は変更になる場合があります。

「大型補強で増強のストーク」
昨夏のシャキリ、アフェライに続き、今冬はクラブ史上最高額の移籍金(約34億円)でポルトからフランス代表MFのインブラを獲得。近年の積極投資で急速に戦力を高めているのが、26節終了時点で10位につけるストークだ。
ロングボール主体のフィジカルを前面に押し出すスタイルで戦っていた頃の面影は、もはやない。披露しているのはDFラインから丁寧に繋ぎ、最後の30メートルはボージャンやアルナウトビッチらスキルフルなタレントの創造性や即興的なコンビプレーで崩す、魅力的なサッカーだ。
ここまでチェルシー、マンチェスター・C、マンチェスター・Uを下した力は侮れず、終盤戦のキャスティングボートを握る存在になるかもしれない。
【終盤戦の注目カード】
29節(3月6日):チェルシー vs ストーク
33節(4月9日):リバプール vs ストーク
34節(4月16日):ストーク vs トッテナム
35節(4月23日):マンチェスター・C vs ストーク
※左側がホームチーム。日程は変更になる場合があります。
