【マドリー番記者の視点】冬の移籍市場はやはり静観。勝負の今夏はデ・ヘア、アザール、そしてネイマール獲りに本腰か

カテゴリ:メガクラブ

パブロ・ポロ

2016年02月05日

31歳のC・ロナウドは今が売り時だという考え方も。

マドリーが画策していると言われるのがネイマールの獲得。現時点では夢物語に過ぎないが、C・ロナウドらを売り捌き、その巨額の売却益をつぎ込めば、ありえない話では……。(C)Getty Images

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 現実的に、FIFAがマドリーに救いの手を差し伸べるとは考えにくい。バルサに下した制裁と同じ処分を最終的に言い渡すだろう。ということは、マドリーはこの夏、16-17シーズンのみならず、その翌シーズンの戦いまでを見越して補強しなければならない。ちょうどバルセロナが14年夏にルイス・スアレスを獲得したように、である。

 ペレスは「マドリーのゴールマウスはスペイン代表の守護神が守らなければならない」と考えており、まず間違いなくデ・ヘア獲得に動くだろう。では、ふたり目は誰か。

 第一希望はジダンが惚れ込むチェルシーのエデン・アザールだ。彼自身、環境を変えたいと考えており、ネックとなるのは高額の移籍金くらいだ。これに続く候補がバイエルンのロベルト・レバンドフスキ。ユベントスのポール・ポグバもそれに次ぐ有力候補のひとりだ。

 さらにもうひとり、可能性として浮上しているのがネイマールだ。サントス時代から目を付けていたように、ネイマールの獲得はクラブの夢である。2月5日に31歳になったクリスチアーノ・ロナウドに、もはや大幅な成長は見込めない。今が一番の売り時だと考えても不思議はないはずだ。C・ロナウドあるいはベンゼマも併せて売り捌き、その巨額の売却益をネイマール・サイドに提示すれば――。

 リオネル・メッシの大幅な待遇アップの影響もあり、バルサの経営は決して安泰とは言えない状況にある。メインスポンサーとの契約更新も、まだ決定していない。

 背番号7の白いユニホームを身にまとったネイマール。いまはまだ、夢物語のように聞こえるかもしれない。しかし、何が起こるかわからないのがメルカートである。

文:パブロ・ポロ(マルカ紙)
翻訳:豊福晋
 
【著者プロフィール】
Pablo POLO(パブロ・ポロ)/スペイン最大のスポーツ紙『マルカ』でレアル・マドリー番を務める敏腕記者。フランス語を操り、フランスやアフリカ系の選手とも親密な関係を築いている。アトレティコ番の経験もあり、首都の2大クラブに明るい。

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