【ブンデスリーガ|冬のマーケット総まとめ】巻き返しを期すシュ ツットガルトとフランクフルトが戦力拡充。ただ、バイエルンを含め大半は最低限の補強に

カテゴリ:連載・コラム

中野吉之伴

2016年02月05日

2人の選手を放出したドルトムントは指揮官の意向とは裏腹に…。

2年半ぶりとなるブンデス復帰を果たしたタスキ(左)。CBと右SBをこなす最終ラインのマルチロールだ。(C)Getty Images

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【全18チームの刷新規模】
大:フランクフルト、ハノーファー
中:ボルシアMG、アウクスブルク、シュツットガルト
小:バイエルン、ドルトムント、ヘルタ・ベルリン、シャルケ、ヴォルフスブルク、マインツ、ハンブルク、ブレーメン
極小:レバークーゼン、ケルン、インゴルシュタット、ダルムシュタット、ホッフェンハイム

 全体的に大きな動きはなく、各クラブは最低限の補強に終始した。

 アドナン・ヤヌザイをマンチェスター・Uに返却し、ヨナス・ホフマンがボルシアMGに新天地を求めたドルトムントは、「最低でも中盤に2人の新戦力を加えたい」というトーマス・トゥヘル監督の意向とは裏腹に、今冬のニューカマーはゼロ。トゥヘル監督の教え子であるマインツの攻撃的MFユヌス・マッリを筆頭に、アトレティコ・マドリードのオリベル・トーレス、ディナモ・キエフのアンドリー・ヤルモレンコらの名前が挙がったが、いずれも本格的な交渉には至らなかった。

 そもそもハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、「我々には23人のフィールドプレーヤーがいる。これ以上選手を加えて、不満分子が生まれたらどうする? このチームは誰もが自分が必要とされていると自覚しているんだ」と語っていただけに、補強の必要性をさほど感じていなかったのかもしれない。

【2016年欧州冬のメルカート】新天地を求めた主な選手まとめ

 ジェローム・ボアテングに続き、ハビ・マルティネスも膝の手術で戦列を離れたバイエルンは市場が閉まる直前にスパルタク・モスクワのDFゼルダル・タスキを獲得。「戦力になるのか」とファンからは懐疑的な声も上がっているが、「今シーズンのチャンピオンズ・リーグの出場歴がない(CLでの登録が可能)」、「ブンデスリーガでの経験が豊富」といった条件を満たすターゲットのなかでは最適の選択肢だったと言える。
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