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【バイタルエリアの仕事人】Vol.26 満田誠|常にシュートの選択肢を持つ。チャンスだからこそ、逆に落ち着いて、平常心で何も考えない

カテゴリ:Jリーグ

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年03月27日

スキッベ監督は「自由にやらせてくれて、意見も聞いてくれる」

就任初年度でチームにタイトルをもたらしたスキッベ監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 プロ1年目、順調なスタートを切った満田。チームの指揮官は、昨年から広島を率いるミヒャエル・スキッベ監督だ。

 57歳のドイツ人指揮官は、就任1年目にして広島にタイトルをもたらし、J1では前年の11位から3位にジャンプアップさせた。ハイプレスをベースとしたアグレッシブな戦術、選手やスタッフへのリスペクト、ポジティブな姿勢が高く評価されている。

 満田から見た、スキッベ監督とは?

 ――◆――◆――

 試合中は選手の自由にやらせてくれますし、自分たちの意見もすごく聞いてくれます。意見交換をしながら、外から見た感じと選手が感じている点を交えて、「ここは、こうしたほうがいいんじゃない」とサポートしてくれます。
 
 戦術面では、前からのプレスでハメて、そのまま前で残っている守備をしていた選手が攻撃をして、ゴールを奪う形が、いくつもありました。そういったチームの連動だったり、攻撃の部分でもボールを早く動かすことを、練習中から意識してやっています。

 守備から攻撃に移り変わった時も、しっかりとボールを早く動かしてゴールを目ざす。それをチームとしてやれているから、統率が取れていると思います。

 個人的には、昨年、良い意味で本当にいろいろなポジションをやらせてもらいました。今年も含めてですけど、それで自分のプレーの幅はすごく広がりました。ボランチからサイド、トップ下、フォワード。ディフェンスライン以外は全部やったので。

 サイドからのクロスや、ボランチでゲームを組み立てたり、シャドーでラストパスやクロス、シュートなどでアシストやゴールに関わったり。幅広く、ゲームを通して自分のタスクをこなすことができたのかなと思います。

 今季は主にウイングバックを務めています。あまり経験がないポジションですが、特に細かいことは言われていません。「どのポジションでも思い切ってシュートを打ってくれ」と。後はプレースキックも任されているので、「クロスを上げてくれ」といったことくらいでしょうか。
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