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【連載】ミラン番記者の現地発・本田圭佑「“拷問”から逃れるには1月の移籍も考慮すべきだ」

カテゴリ:連載・コラム

マルコ・パソット

2015年12月01日

1月に移籍を希望したほうがいいのではないか?

ミハイロビッチ監督(左)にとって本田は、もはや完全なるバックアッパーにしか見えていない。ミランでの前途は多難だ。(C)Getty Images

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 ミランのシステムは4-3-3から4-4-2に変わったが、状況は何も変わらない。本田のヒエラルキーはいつも最下層だ。
 
 そうなると、いくつかの疑問が浮かんでくる。アドリアーノ・ガッリアーニ副会長は本田の1月の移籍はないと明言し、本田自身も否定しているが、はたして彼が6月までミランに残ることは正解なのか? こんな状況が今後も続くならば、1月に移籍を希望したほうがいいのではないか? 
 
 状況は苦しくなるばかりだ。右サイドのレギュラーは間違いなくチェルチだが、ライバルは彼だけではない。先週のトレーニングではその右サイドハーフでユライ・クツカが試されたし、中盤ならどこでもこなすポーリの存在も忘れてはいけない。
 
 それに、サンプドリア戦で2ゴール・1アシストの大活躍を見せたエムバイ・ニアングもライバルとなりうる。マリオ・バロテッリとジェレミー・メネーズが怪我から復帰し、ミハイロビッチが全てのアタッカーを使えるようになれば、ニアングを問題なく右サイドにコンバートできるからだ。
 
 プレーできる可能性がより高いのは、左サイドのほうだろう。もしジャコモ・ボナベントゥーラが何らかの理由で欠場すれば、4-3-3の左ウイングならともかく、4-4-2の左サイドハーフは駒不足に陥る。本田に出番が回ってくるかもしれない。
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