【ワールドサッカー注目コメント集】移籍話が一気に加速か!? C・ロナウドがペレス会長に最終通告! ジダンは監督就任を否定――クラシコ大敗で慌ただしくなるR・マドリーの現況
カテゴリ:メガクラブ
2015年11月24日
騒がしくなるCR7の去就。
クリスチアーノ・ロナウド(R・マドリー/ポルトガル代表)
「ベニテスと俺、どっちを残すんだ!」
失意のクラシコ後、ペレス会長に物申したのは、ここ最近、パリSG行きなど移籍の噂が絶えないC・ロナウドだ。
R・マドリーのエースは、昨シーズン終了時に「監督として尊敬できるし、何より人柄が素晴らしい。来年も一緒に働きたい」と自身のツイッターでカルロ・アンチェロッティ前監督の留任希望を表明したものの、受け入れてもらえなかった経験がある。
新任のベニテスに対しても、11月9日に行なわれた11節のセビージャ(●2-3)戦後に「俺のプレーエリアが低過ぎる」と役割に不満が爆発させている姿がカメラに撮られるなど、苛立ちが限界に達している可能性が高い。その中で今回の発言は、クラブに向けた最終通告とも取れる。
一方で、C・ロナウドをはじめ、ハメス・ロドリゲスやアンヘル・ディ・マリアなどを顧客に持つ代理人のジョルジュ・メンデスは「単なる浮世話だ」とサッカー界を代表するストライカーの“R・マドリー退団説”を一蹴している。
ジョルジュ・メンデス(クリスチアーノ・ロナウドの代理人)
「クリスチアーノは俺の息子のようなもんさ。お互いのことはなんでも知っている。パリSGに行くなんてありえない。彼はここ(R・マドリー)で引退するつもりなんだ」
しかし、見方を変えれば、この発言は莫大な金額の取引が予想されるC・ロナウドの案件で、経験豊富なメンデスが打った駆け引きの一つにも見え、敏腕代理人の真意は定かではない。
いずれにせよ、今後も緊張状態が続くのはR・マドリーにとって芳しくないということはハッキリしている。
事態の収拾を図るために、ペレス会長は何らか決断を下すのか……。
文:内藤秀明 text by Hideaki Naito
「ベニテスと俺、どっちを残すんだ!」
失意のクラシコ後、ペレス会長に物申したのは、ここ最近、パリSG行きなど移籍の噂が絶えないC・ロナウドだ。
R・マドリーのエースは、昨シーズン終了時に「監督として尊敬できるし、何より人柄が素晴らしい。来年も一緒に働きたい」と自身のツイッターでカルロ・アンチェロッティ前監督の留任希望を表明したものの、受け入れてもらえなかった経験がある。
新任のベニテスに対しても、11月9日に行なわれた11節のセビージャ(●2-3)戦後に「俺のプレーエリアが低過ぎる」と役割に不満が爆発させている姿がカメラに撮られるなど、苛立ちが限界に達している可能性が高い。その中で今回の発言は、クラブに向けた最終通告とも取れる。
一方で、C・ロナウドをはじめ、ハメス・ロドリゲスやアンヘル・ディ・マリアなどを顧客に持つ代理人のジョルジュ・メンデスは「単なる浮世話だ」とサッカー界を代表するストライカーの“R・マドリー退団説”を一蹴している。
ジョルジュ・メンデス(クリスチアーノ・ロナウドの代理人)
「クリスチアーノは俺の息子のようなもんさ。お互いのことはなんでも知っている。パリSGに行くなんてありえない。彼はここ(R・マドリー)で引退するつもりなんだ」
しかし、見方を変えれば、この発言は莫大な金額の取引が予想されるC・ロナウドの案件で、経験豊富なメンデスが打った駆け引きの一つにも見え、敏腕代理人の真意は定かではない。
いずれにせよ、今後も緊張状態が続くのはR・マドリーにとって芳しくないということはハッキリしている。
事態の収拾を図るために、ペレス会長は何らか決断を下すのか……。
文:内藤秀明 text by Hideaki Naito