【旧知の記者が激白】C・ロナウドは90パーセントの確率でPSGに移籍する

カテゴリ:移籍情報

ヌーノ・ルス

2015年11月21日

パリの魅力はスポーツ面だけに留まらない。

11月3日のパリSG戦後にC・ロナウドは、敵将ブランの肩に手を回して何かを囁く。フランスメディアは「あなたの下でプレーしたい」と告げたと伝えた。(C)Getty Images

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 はっきり言おう。クリスチアーノとメンデスが描いているのは、来夏のPSGへの移籍だ。彼らはPSGの熱意をよく知っているし、その資金力についても同様だ。
 
 メンデスはPSGのナセル・アル・ケライフィ会長と良好な関係を築いており、前出のパートナーと挙げた今年8月の結婚披露宴にも彼を招待している。また、今夏にアンヘル・ディ・マリアをPSGに移籍させたのは、もちろん代理人のメンデスだ。
 
 パリという街が持つポテンシャルも、重要なポイントだ。「クリスチアーノ・ロナウド」というブランドバリューをさらに高めたいと考える彼らにとって、世界屈指のファッションタウンあるパリで暮らすことには、大きな意義がある。パリで生活し、街のアイコンとなれば、世界的な知名度が上がり、他の業界へ進出する道も開けるだろう。
 
 ふたりが描くプランはこうだ。PSGに移籍して、CLのタイトルを勝ち取る。これが実現すればクリスチアーノは、ユナイテッド、マドリー、そしてPSGと異なる3つのクラブでビッグイヤーを獲得したことになり、フッ
トボーラーとしてさらに箔が付く。
 
 そしてPSGで数年プレーした後には、今度はアメリカに渡る。何年後になるかはわからないが、いずれMLSに参戦するのは間違いない。
 
 クリスチアーノは以前からアメリカが好きで、そのスポーツ界の友人も多く、映画業界や音楽業界との繋がりもある。同時にアメリカでのクリスチアーノ人気も相当なもので、取材で彼について渡米した際には現地の歓迎ぶりに驚かされた。クリスチアーノは自分に愛情を示してくれるこの国を心底気に入っている。
 
 もうひとつ、渡米の根拠として挙げられるのが息子の教育だ。クリスチアーノは現在5歳の息子に英語教育を受けさせたいと思っている。アメリカの学校で学ばせることは、父親としての夢なのだ。パリからアメリカへというプランにはメンデスも賛同しており、いずれにせよクリスチアーノはMLSで現役生活を終えるだろう。
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