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【クラブW杯来日記念!短期集中連載】バルサ戦士の素顔――Vol.2 ブスケッツ、テア・シュテーゲン、サンドロ

カテゴリ:メガクラブ

山本美智子

2015年11月04日

テア・シュテーゲン「祖父の愛に支えられて育ったミニ・カーン」

ライバルのブラーボと比べてもシュートストップの技術は互角で、足技はむしろ上回る。テア・シュテーゲンに求められるのは安定感だ。(C)Getty Images

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Marc-Andre TER STEGEN
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン

背番号1/GK/ドイツ代表/1992年4月30日生まれ/187センチ・85キロ
 
 故郷はドイツ西部のメンヘングラッドバッハ。国内でも屈指の熱狂度を誇る地元ボルシア・メンヘングラッドバッハの大ファンだった祖父に連れられて、小さい頃からスタジアムに通った。
 
 そして、4歳にしてボルシアMGの下部組織に入団。それを手引きした祖父は、健康的でアスリートらしい肉体になるようにと、おやつ代わりに人参やカットフルーツを与えたという。
 
 6歳上の兄やその友人たちとストリートサッカーも楽しんだテア・シュテーゲンは、幼少時はフィールドプレーヤー。バルサに引き抜かれるうえで大きな売りとなった両足の正確なボールコントロールは、子供のころに培ったものだ。
 
 GKになったのは、チームの守護神が怪我をし、たまたまその代役を務めたのが最初だった。本人は「初めてゴールマウスに立った試合では、オウンゴールを決めちゃったんだ」と笑う。
 
 早くから才能を開花させ、17歳でボルシアMGとプロ契約。プロ2年目には守護神に定着し、GK王国ドイツの中でも「マヌエル・ノイアーの再来」として大きな注目を集める存在となった。
 
 小さい頃からのアイドルは鬼神オリバー・カーンで、若き頃は「ミニ・カーン」の称号も授かる。その偉大なる名手と同じく世界的GKになるべく、昨夏に故郷を離れてバルセロナに渡った。
 
 入団1年目の昨シーズンはチャンピオンズ・リーグとコパ・デル・レイ限定の出場に甘んじたが、今シーズンはリーガ・エスパニョーラでもチャンスを掴んでいる。クラウディオ・ブラーボとの定位置争いを制せるか。注目が集まる。

威圧感のある風貌はもちろん、短くカットされた金髪という共通点もあり、テア・シュテーゲンは母国ドイツで「ミニ・カーン」と呼ばれた。(C)Getty Images

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