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森保Jと対戦するドイツ代表のW杯メンバー26人はどうなる? “最も頭を悩ませている”CFには新顔のサプライズ招集もあり得る

カテゴリ:日本代表

中野吉之伴

2022年10月15日

逸材ヴィルツが間に合わなければ、ゲッツェという選択肢も

ドイツの中盤で中心となるのがこのキミッヒだ。(C)Getty Images

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【MF】
 ボランチはヨシュア・キミッヒが絶対的な存在。ポジショングとボールへアタックするタイミングに優れ、攻撃では中盤からのゲームメイク、アタッキングサードで変化をもたらすパスセンス、ゴール前に顔を出すタイミングと全てが優れている。

 相棒には驚異的なフィジカル能力と攻守に起点となれるレオン・ゴレツカで決まりかと思われていたが、ケガ続きでパフォーマンスレベルが不安定。昨シーズンにプレミア制覇を決めるゴールを決めるなど常勝マンチェスター・シティを支えるイルカイ・ギュンドアンは質の高いプレーをもたらすが、そうすると中盤での守備力に不安が残る。

 W杯ではアンカーの位置に守備強化、守備バランス整備の役割を担う存在も必要になるはず。ユリアン・ヴァイグルは必要な戦力となるのではないだろうか。
 
 トップ下は、リーダーシップと類まれなアシスト能力でいまも絶大な存在感を誇るトーマス・ミュラーがファーストチョイス。ジャマル・ムシアラやカイ・ハベルツもこのポジションを最も得意としているが、ピッチ上の監督として替えの利かない選手であり、ここでこそミュラーがミュラーたるゆえんが発揮される。

 ドイツ代表で唯一無二のスキルを誇るムシアラは間違いなく切り札となるだろう。トップ下のほか、両サイドハーフ、ボランチでもプレーでき、どこかで起用されても持ち味を発揮できるのが、ここでは右サイドハーフの一番手と予想した。狭いスペースでもボールを失わず、突破してゴールへ向かう能力がずば抜けている。ボールを引き出すセンスに長けたホフマンは状況に応じて使い勝手が良く、重要な戦力となるだろう。

 左サイドハーフはレロイ・ザネが一歩リードか。バイエルンではムシアラと息の合ったコンビネーションを見せており、スピードに乗ったパス交換からシュートに持ち込むプレーは迫力がある。守備での貢献度も安定しているのも頼もしい。

 パンチ力のあるシュート、突破力と精度の高いクロスが武器のゴゼンスは左SBよりも左サイドハーフとしてジョーカー的な起用法がはまりそうだ。

 アキレス腱断裂の怪我からリハビリ中の逸材フロリアン・ヴィルツはギリギリまでどうなるかわからないが、W杯前のリーグ戦で復帰することができたら、メンバー入りする可能性は十分に残っている。違いを生み出せる選手としてフリックからの評価は非常に高い。無理であれば、こちらも故障中ではあるが、ドルトムントのマルコ・ロイス、あるいはフランクフルトのマリオ・ゲッツェが候補に入ってくるだろう。
 
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