「ワンランク上の選手へ」
さらに転機が訪れた。6月13日、東京Vは監督交代を発表。堀孝史監督に代わり城福浩監督が新たに指揮を執ることとなった。戦術的には継続される面も多いとはいえ、指揮官が代われば求められることも変化するものだが、この監督交代も井出はポジティブに捉える。
「個人で違いを作ることが自分の特徴なので、それは引き続き今後もやり続けていきます。一方で、新しくランニングの部分を求められています。守備ではもちろんですが、攻撃でも、パスを出して止まるのではなく、前線に出ていくということはすごく求められていますし、それが今まで以上にできるようになれば、より相手にとって怖い選手になると思いますし、ワンランク上の選手になれると思います」
城福監督の初陣となった山口戦ではその言葉どおりのプレーを実践したが、今後はさらに質を高めていく構えだ。
「山口戦ではランニングで数的優位を作り、チャンスもできていた。今後はもっとその回数を増やしていかなければいけないし、今はまだ、いつ出ていくのか、どこに走るのかというのは考えながらやっている状況。それが自然とできるようになれば、新しい自分が見せられると思う」
「個人で違いを作ることが自分の特徴なので、それは引き続き今後もやり続けていきます。一方で、新しくランニングの部分を求められています。守備ではもちろんですが、攻撃でも、パスを出して止まるのではなく、前線に出ていくということはすごく求められていますし、それが今まで以上にできるようになれば、より相手にとって怖い選手になると思いますし、ワンランク上の選手になれると思います」
城福監督の初陣となった山口戦ではその言葉どおりのプレーを実践したが、今後はさらに質を高めていく構えだ。
「山口戦ではランニングで数的優位を作り、チャンスもできていた。今後はもっとその回数を増やしていかなければいけないし、今はまだ、いつ出ていくのか、どこに走るのかというのは考えながらやっている状況。それが自然とできるようになれば、新しい自分が見せられると思う」
そして迎えるのが6月26日(日)の千葉戦だ。U-15、U-18、そしてプロで5年間プレーした古巣が相手で、多くの経験を積んだ懐かしいフクアリのピッチが待っている。
「一番は点に絡むこと。結果を残すことによって、自分の自信が深まると思うので、アシスト、ゴールを狙っていきたい。また千葉は自分にとって特別なクラブですし、フクアリは思い出深い地なので、そこで自分らしいプレーを見せたいし、いいゲームにしたい」
そして最後に笑顔でこう付け加えた。
「千葉を出てから僕がフクアリで出た試合は負けていないんです。なので、しっかりと勝ちますし、チームの勝利に貢献するプレーを心掛けます」
井出と東京Vの巻き返しがここから始まる。
取材・文●加茂郁実(フリーライター)
「一番は点に絡むこと。結果を残すことによって、自分の自信が深まると思うので、アシスト、ゴールを狙っていきたい。また千葉は自分にとって特別なクラブですし、フクアリは思い出深い地なので、そこで自分らしいプレーを見せたいし、いいゲームにしたい」
そして最後に笑顔でこう付け加えた。
「千葉を出てから僕がフクアリで出た試合は負けていないんです。なので、しっかりと勝ちますし、チームの勝利に貢献するプレーを心掛けます」
井出と東京Vの巻き返しがここから始まる。
取材・文●加茂郁実(フリーライター)