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【川崎】「正直、今日の試合負けたら…」大島&山根が口にした札幌戦の“意味”。2人の危機感から思い浮かぶ言葉は――

カテゴリ:Jリーグ

江藤高志

2022年06月19日

瀬戸際のチームを救った選手として、まず名前が上がる3人

2発を叩き込んだ家長。その裏にはたゆまぬ努力があった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 瀬戸際のチームを救った選手としてまず名前が挙がるのが、過去にもチームの窮地を救ってきた小林悠と、同じく2ゴールの家長昭博、そしてアンカーでチームを動かし続けた大島僚太の各選手であろう。

 小林の1点目のボレーシュートは、札幌の守備陣にしてみたら「レアンドロ・ダミアン以外にも、そんなシュート打てる人いたの?」との嘆き節が聞こえてきそうなファインゴールで、手の打ちようがない得点だった。
【動画】小林悠の今季リーグ戦初ゴールは圧巻!5発を叩き込んだ札幌戦をチェック

「映像を見ていないので分からないですけど、本当に感覚が、身体が勝手に動いたって感じのゴールだったので。今までのフォワードとしての、なんていうのかな、感覚がそうさせたゴールかなと思います」と小林。

「数パーセントですけど、こぼれてくる可能性もあるかなと思って」入っていった結果、本当にこぼれてきたこの試合2点目の得点とともに、チームを勝利へと導いてくれた。
 
 小林とともに2得点の家長は、必要な時にゴールをねじ込む決定力を見せたが、その背景に努力があったことは付記しておきたい。一般公開された14日の全体練習後に若手に混じり、居残りのシュート練習に加わる姿が見られた。努力は裏切らないということであろう。

 大島に関しては、複数の選手の口からそのレベルの高さが口に出ていた。中盤に入る大島が時間を作ってくれる効果はチームにはプラスだ。鬼木達監督はその大島をインサイドハーフで使ってきたが、前からのプレスが激しさを増すなか、ポジションを一列下げる判断は今のところ吉と出ている。

 いずれにしても選手たちは3連覇のために戦う姿勢を示している。そして後半戦を少しでも優位な状況で戦うための最低限の条件をクリアした。シーズンが終わった時、この札幌戦に、より大きな意味が与えられるかもしれない。そんな、一戦だった。

取材・文:江藤高志(川崎フットボールアディクト)

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