「チームに好影響を与えることができる文化を日本人は持っている」
意気消沈しながらも菅原は言葉をつないでいく。
「今年はチームの中心として出場させてもらっている。成長をすごく実感できています。『チームの軸としてもっとやらないといけない』という自覚が、試合を経つにつれて芽生えてきた。それに伴ってチームが勝ち出して、(公式戦で18試合)負けなしが続いて、良いサッカーができるようになって、かなり自信がついていった。
AZはJリーグでぜんぜん出ていなかった僕を拾ってくれたクラブであり、すごく成長させてくれたクラブ。カップ戦の決勝に行くということは、チームにできる僕からの最大限の恩返し。優勝してトロフィーをクラブとして勝ち取るということが、どれだけ僕にとって価値のあるものか、何回も考えた。やっぱり、こういう異国の地に僕が来たということは、なにか爪痕を残さないといけないと、もちろん感じている。
とにかく負けるのが大嫌いで、決勝に行ける自信もあったし、十分に戦える資質を僕らは持っていたと思うが、勝てなかったのでとても悔しい。自分たちのサッカーができずに負けてしまったのがとても悔しいですね」
2月19日にヘラクレスを2−1で下した後、菅原は「やっぱり自分がチームの中心という自覚を持たないといけない。AZに来て2年半になりますが、僕もチームの中で結構長い方になりますので、自分がこのチームを変えていいチームにしていくんだという自覚を持ってやれている」と言っていた。
【動画】菅原がフル出場したアヤックス戦のハイライト
「今年はチームの中心として出場させてもらっている。成長をすごく実感できています。『チームの軸としてもっとやらないといけない』という自覚が、試合を経つにつれて芽生えてきた。それに伴ってチームが勝ち出して、(公式戦で18試合)負けなしが続いて、良いサッカーができるようになって、かなり自信がついていった。
AZはJリーグでぜんぜん出ていなかった僕を拾ってくれたクラブであり、すごく成長させてくれたクラブ。カップ戦の決勝に行くということは、チームにできる僕からの最大限の恩返し。優勝してトロフィーをクラブとして勝ち取るということが、どれだけ僕にとって価値のあるものか、何回も考えた。やっぱり、こういう異国の地に僕が来たということは、なにか爪痕を残さないといけないと、もちろん感じている。
とにかく負けるのが大嫌いで、決勝に行ける自信もあったし、十分に戦える資質を僕らは持っていたと思うが、勝てなかったのでとても悔しい。自分たちのサッカーができずに負けてしまったのがとても悔しいですね」
2月19日にヘラクレスを2−1で下した後、菅原は「やっぱり自分がチームの中心という自覚を持たないといけない。AZに来て2年半になりますが、僕もチームの中で結構長い方になりますので、自分がこのチームを変えていいチームにしていくんだという自覚を持ってやれている」と言っていた。
【動画】菅原がフル出場したアヤックス戦のハイライト
21歳の菅原より1つ年下のアヤックスのCB兼右SBユリアン・ティンベルも、最近のインタビューで「リーダーシップを身に着けていきたい。アカデミー出身の(マタイス)デリフト(現ユベントス)が若くしてチームを引っ張っていったのを自分は見てきた。ディフェンダーにとって、それは大事なこと」と答えていた。現在のAZには、22歳の若き主将オーウェン・ヴァインダル(左SB)というリーダーもいる。
「間違いないです。トゥーン・コープマイネルス選手(24歳。前AZ主将。現アタランタMF)もそう。いい選手がいっぱいいます」
「良い手本をいっぱい見てきたわけですね」と尋ねと、こう返ってきた。
「はい。ピッチに立った以上、国籍とか何歳とか間違いなく関係ないのでね。僕のような外国人でも関係ない。それでも外国人が声を出してめちゃくちゃ頑張って戦っていたら、間違いなくチームの鏡になる。そして、国によって文化がある。やっぱり日本人というのは、チームのために最後まで走るとか戦うとか、最後まで諦めないとか、日本人としての文化をピッチでどれだけ反映させることができるかということがすごく大切だと思う。
チームに好影響を与えることができる文化を日本人は持っていると思う。それをしっかり僕もほんとうにチームに与えたいと思っていた。それこそ、今日みたいなゲームで最後まで諦めずに走ったりとか、どうにかチャンスを作ろうという姿勢を見せたり、そういうところでもっとやれることはある。自分の育ってきた文化を、チームのプラスになるようで出せたらいいなあと思います。僕自身、そういったリーダーシップをもっと出していくべきだと思います」
アヤックス戦の前に、菅原はパスカル・ヤンセン監督と戦術面のディスカッションをしたという。若い選手のリーダーシップを育む環境がここにはある。
取材・文●中田徹
【PHOTOギャラリー】日本代表戦を彩る美女サポーターたちを一挙紹介!
「間違いないです。トゥーン・コープマイネルス選手(24歳。前AZ主将。現アタランタMF)もそう。いい選手がいっぱいいます」
「良い手本をいっぱい見てきたわけですね」と尋ねと、こう返ってきた。
「はい。ピッチに立った以上、国籍とか何歳とか間違いなく関係ないのでね。僕のような外国人でも関係ない。それでも外国人が声を出してめちゃくちゃ頑張って戦っていたら、間違いなくチームの鏡になる。そして、国によって文化がある。やっぱり日本人というのは、チームのために最後まで走るとか戦うとか、最後まで諦めないとか、日本人としての文化をピッチでどれだけ反映させることができるかということがすごく大切だと思う。
チームに好影響を与えることができる文化を日本人は持っていると思う。それをしっかり僕もほんとうにチームに与えたいと思っていた。それこそ、今日みたいなゲームで最後まで諦めずに走ったりとか、どうにかチャンスを作ろうという姿勢を見せたり、そういうところでもっとやれることはある。自分の育ってきた文化を、チームのプラスになるようで出せたらいいなあと思います。僕自身、そういったリーダーシップをもっと出していくべきだと思います」
アヤックス戦の前に、菅原はパスカル・ヤンセン監督と戦術面のディスカッションをしたという。若い選手のリーダーシップを育む環境がここにはある。
取材・文●中田徹
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