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森保ジャパン、3戦連続弾の伊東純也に続く攻撃陣の切り札は誰? 大迫勇也&南野拓実の復調はあるか?

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2022年02月01日

縦に速い攻めを想定するなら前田や浅野の早期投入も一案

抜群のスピードを持つ前田は攻撃面での威力を発揮できるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 ご存知の通り、サウジアラビアはパス回しを重視し、主導権を握ろうとしてくる相手。2019年アジアカップ(UAE)では72%対28%、10月の最終予選アウェー戦でも前半だけで61%対39%(最終的には54%対46%)とポゼッション率で圧倒された。そのスタイルへのこだわりは強く、今回も貫こうとするだろう。
 
 となると、日本としては逆にショートカウンターを狙うのが手っ取り早そうだ。遠藤が言うようなタテへのスイッチのパスを入れる回数を増やせるかどうか分からないが、伊東や大迫、南野が背後に抜け出すような形は作れるのではないか。

 そこで決定力を発揮できるかは彼ら次第。
「中国戦でもチャンスはあったし、それを決めるかどうかという部分。個人的には次に向けてすごく改善したい点」と南野も語気を強めていた。エースナンバー10の名にかけても今回こそは「最終予選無得点」の汚名を晴らしたい。

 タテに速い攻めを想定するなら、早い段階で前田大然(セルティック)や浅野拓磨(ボーフム)ら矢のような推進力を持つ面々を投入するのも一案と言える。伊東を含めたこの3枚なら最前線からの激しいチェイシングを厭わないし、高い位置でボールを奪える確率も上がる。「中国よりは背後が空いていると思うので、そこはどんどん狙っていければ」と韋駄天FWも一瞬のスキをモノにする覚悟だ。

 その前田は前回、初めてA代表で1トップに起用されたが、周囲との連係不足もあり、昨季の横浜F・マリノスやセルティックで示したようなゴール前の鋭さを発揮しきれなかった。それでも守備の貢献度は非常に高かった。

「前線から行って取れればすごいチャンスですし、取れなくても相手がロングキックを蹴ってそのセカンドを拾えれば自分たちのボールになる」と本人も話したが、そうやってシンプルに点を取れる、あるいはゴールに直結する形が作れるなら日本にとっては理想的。絶好調のアタッカーを積極起用することを森保監督にはより意識してもらいたい。
 
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