前田は今回こそFW起用で代表の戦力となれるか?
特に今回、期待大なのが、前田大然だ。22日のメンバー発表会見で、森保監督も「前田大然に期待するのはゴールです」と明確な要求を突き付けていた。そう言わしめたのが、新天地デビューとなった1月17日・ハイバーニアン戦の開始4分の先制弾だろう。
味方が奪い、右サイドから入れてくれたクロスを彼は迷うことなく振り抜き、GKに当てながら蹴り込んだ。「昨季J1では23点を取り、さらに環境が変わっても決められるのだから、決定力は本物だろう」と指揮官も納得したのではないか。
「うまく行き過ぎかなという感じはありますけど、自分が今までやってきたことをしっかり出したからこそ。自信を持って今回も頑張りたい」と本人も代表初ゴールを貪欲に狙いに行く構えだ。
だからこそ、今回こそは戦力としてFWで起用してほしい。東京五輪では左サイドのジョーカーとして位置づけられ、落胆した彼自身も「前でやりたい」と前々から熱望していた。シーズンオフの大迫の試合勘が不安視される今は、むしろ前田をスタメン起用してもいいくらい。そういう大胆さが森保監督にあればいいが、いずれにしても出番を増やし、本物の戦力にしてほしい。
9月の中国戦(ドーハ)以来の参戦となる久保建英(マジョルカ)の使い方も大きな注目点だ。4-3-3であれば、本人は「インサイドハーフは全然できる」とバルセロナ時代の経験値を生かそうとしているが、おそらく中国戦のこのポジションは守田英正と田中がファーストチョイス。久保が出るとしたら、左サイド、あるいは4-2-3-1変更後のトップ下ということになる。
20歳の若武者はどのポジションも柔軟にこなせるのが強みではあるが、まだA代表では決定的な仕事をしていない。2019年6月のデビュー後、13試合出場ノーゴールというのは、彼のポテンシャルや期待値から見ると物足りない。だからこそ、森保監督も彼のスタメン起用に消極的なのだろう。
こうした評価を覆すためにも、中国戦ではゴールかアシストという明確な結果を残すことが肝要だ。直接FKに関しては「トップレベルのフリーキッカーでも年に何本も決めることはそんなにない。そこまで簡単に入るものじゃない」と楽観ムードに警鐘を鳴らしたが、セットプレーの得点をお膳立てするボールは蹴れるし、味方との意思疎通次第でゴールも奪える。そこは意識して取り組んでほしい。
【日本代表練習PHOTO】決戦迫る。中国戦を前に最終調整に臨むサムライブルー
「うまく行き過ぎかなという感じはありますけど、自分が今までやってきたことをしっかり出したからこそ。自信を持って今回も頑張りたい」と本人も代表初ゴールを貪欲に狙いに行く構えだ。
だからこそ、今回こそは戦力としてFWで起用してほしい。東京五輪では左サイドのジョーカーとして位置づけられ、落胆した彼自身も「前でやりたい」と前々から熱望していた。シーズンオフの大迫の試合勘が不安視される今は、むしろ前田をスタメン起用してもいいくらい。そういう大胆さが森保監督にあればいいが、いずれにしても出番を増やし、本物の戦力にしてほしい。
9月の中国戦(ドーハ)以来の参戦となる久保建英(マジョルカ)の使い方も大きな注目点だ。4-3-3であれば、本人は「インサイドハーフは全然できる」とバルセロナ時代の経験値を生かそうとしているが、おそらく中国戦のこのポジションは守田英正と田中がファーストチョイス。久保が出るとしたら、左サイド、あるいは4-2-3-1変更後のトップ下ということになる。
20歳の若武者はどのポジションも柔軟にこなせるのが強みではあるが、まだA代表では決定的な仕事をしていない。2019年6月のデビュー後、13試合出場ノーゴールというのは、彼のポテンシャルや期待値から見ると物足りない。だからこそ、森保監督も彼のスタメン起用に消極的なのだろう。
こうした評価を覆すためにも、中国戦ではゴールかアシストという明確な結果を残すことが肝要だ。直接FKに関しては「トップレベルのフリーキッカーでも年に何本も決めることはそんなにない。そこまで簡単に入るものじゃない」と楽観ムードに警鐘を鳴らしたが、セットプレーの得点をお膳立てするボールは蹴れるし、味方との意思疎通次第でゴールも奪える。そこは意識して取り組んでほしい。
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