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【消えた逸材】06年W杯にサプライズ選出。特大のインパクトを放った元ドイツ代表ウイングの現在は?

カテゴリ:連載・コラム

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2022年01月31日

19年に6年ぶりの現役復帰!

ワールドカップ後にベティスに引き抜かれるも、最後まで輝きを放つことはできなかった。(C)Getty Images

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 祭典が終わると、財政難のドルトムントからベティスに完全移籍。バレンシアに去ったホアキン・サンチェスの後釜として期待されたが、度重なる怪我に苦しみ、スペインではほとんどドイツW杯時の輝きを放てなかった。

 11年夏の退団後はドイツ2部のアーヘン、ウクライナのホベールラを渡り歩き、12-13シーズン終了後、29歳で静かにキャリアの幕を閉じた。

 引退後は複数のアマチュアクラブでコーチや監督、ディレクターを歴任。そして、19年10月に話題を提供する。

 ドイツとイタリアの代表OBによるチャリティーマッチに出場した後、旧友の誘いに応じる形で7部のヴィルヘルムスハーフェンと選手契約を結んだのだ。これにはメディアも「現役復帰」と沸き立った。
 
 だが、クラブとのトラブルによって半年と経たずに退団。もともとテレビ出演や監督の仕事を優先できる約束だったとはいえ、テストマッチにしか出場しなかった。

 公式戦のピッチに立つ真の意味での現役復帰はこのまま幻に終わるかと思われたが、21年8月、ドイツ6部のベビングハウゼンと契約。ラブコールを送ってくれたドルトムントOB、ケビン・グロスクロイツらとともにボールを追いかけている。グロスクロイツによれば、彼の長所はいまでもスピードなのだという。

文●遠藤孝輔

※『ワールドサッカーダイジェスト』2022年1月20日号より転載
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