FW
16　マテウス　６（69分OUT）
相手のトリッキーな布陣に最終ラインに混じってのプレーが前半は主だった。後半もなかなかチームの流れが良くならないなかで、同胞シャビエルに出番を譲り、シーズンを終えた。

８　柿谷曜一朗　６（83分OUT）
守備の穴を埋めて回るような前半のプレーから、後半はサイドで起点となる役割に徹した。身体を張ったシーズンを象徴するように、献身的な83分間で移籍1年目を終える。

11　相馬勇紀　5.5（69分OUT)
苦しい部分も多い試合では彼の速さが反撃の糸口にもなっていたが、ボールを持った後の選択肢にミスも多く、反撃のけん引役となりきれなかった。

25　前田直輝　６（57分 OUT）
守備の対応に追われ、攻撃にかけるパワーが出せない流れの中では彼の奮闘も焼け石に水。後半は最前線でのプレーに粉骨砕身も、流れを変えるための最初の交代となった。
 

交代出場
FW
９　山﨑凌吾  ６（57分IN）
最前線にストライカーが欲しい中で、前田に代わってその任に就いた。運動量の多さは利点だが、チャンスメイクの中でサイドに流れてしまうことも多く、FWとしての欲がもっと欲しい。

DF
17　森下龍矢　６（69分IN）
右サイドを主戦場に２列目でも最終ラインでもプレー。チームを支える動きは多かったが、やはり推進力を個で出していくのは難しく、流れを壊さないパフォーマンスにならざるを得なかったところも。

FW
10　ガブリエル・シャビエル　６（69分IN）
契約満了がリリースされ、万雷の拍手の中でピッチに登場。しかし全体的に前への推進力がチームに足りない中では孤軍奮闘の印象も否めず、代名詞のマジカルなプレーは見せられなかった。

DF
13　藤井陽也　―（83分IN）
終盤の３バックをテコ入れするように投入された。若手らしい積極性は見せ、持ち味の落ち着いたプレーで試合の流れに乗ってプレー。

FW
19　齋藤　学　―（83分IN）
積極的に左サイドで仕掛ける動きを見せ、守備への切り替えも速かった。後半最後はややオープンになったが、そこで一仕事したかったところ。

監督
マッシモ・フィッカデンティ　6.5
長澤和輝の出場停止で苦しいやりくりを求められた中盤を何とかもたせ、浦和に主導権を握られつつも試合結果は渡さなかった。監督としての手腕はその意味でもしっかり誇示した試合と言える。
  
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。