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【柏】チームメイト、指揮官が絶賛する大谷の存在感。水原戦最大の勝因は背番号7の復帰だ

カテゴリ:Jリーグ

鈴木潤

2015年05月20日

前半早々に先制を許すものの、キャプテン大谷の存在がチームを落ち着かせる。

J1第1ステージ・9節の清水戦以来の出場となった大谷。先制を許したチームに落ち着きをもたらし、逆転勝利に大きく貢献した。(C) Getty Images

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 5月19日に行なわれた水原三星ブルーウィングスとのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16第1戦で、柏は3-2と勝利を飾り、ベスト8進出へ向けて大きく前進した。
 
 この試合での最大のトピックはキャプテンの大谷秀和の復帰だった。第1ステージ・9節の清水戦での負傷以来、大谷はACLのビン・ズオン戦を含む公式戦3試合を欠場していた。今回の水原戦を迎えるまで、柏は公式戦で4戦未勝利かつ4試合連続無得点と低調なパフォーマンスに終始していたが、水原戦の柏はここ数試合とは明らかに違っていた。
 
 まず、開始1分にヨム・ギフンに先制を許す最悪の立ち上がりになった。しかし、チームは慌てることなく、ビハインドの状況のなか、次第にリズムを掴んでいく。先制されながらも崩れず、立て直しが利いた要因として、栗澤僚一は大谷の存在を挙げる。
 
「タニ(大谷)がいる影響は大きかったと思います。失点して少しガクッとなったけど、あそこで崩れずにみんなが持ち堪えることができましたから」
 
 また、水原戦は「中盤を厚くしたい」という吉田達磨監督の狙いから、大谷、栗澤、茨田陽生のボランチタイプ3人で中盤のトライアングルを形成した。失点後、柏は相手のプレスをいなしながら持ち前のパスワークで中盤を制圧していくが、「大谷が戻ってきたことによって、中盤のリズムに関しては普段の我々により近づいた」と、吉田監督も大谷の復帰による好影響を会見の場で述べた。チームの精神的な支柱として、戦術のキーマンとして、“背番号7”は絶大な存在感を発揮していく。

エースのレアンドロは2得点・1アシストの活躍。失点後の嫌な流れを断ち切り、柏にリズムをもたらした意味でも主将の貢献度は測り知れない。(C) Getty Images

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