「ガキの喧嘩はもうウンザリ!」ネイマールの退場劇に現地メディアは呆れ顔。CLバイエルン戦を前に、パリSGは崩壊の危機【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

結城麻里

2021年04月06日

リール戦に敗れ、パリSGは首位陥落

再開したリーグ戦でそろってプレーしたネイマール(左)とエムバペ(右)だったが…。 (C)Getty Images

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 チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝のバイエルン戦(4月7日)を控えたパリ・サンジェルマンに、暗雲が垂れ込めている。

 バイエルンは3日、エースのロベルト・レバンドフスキが不在でもRBライプツィヒに勝利(0-1)、実力とディシプリンを見せつけた。ハンジ・フリック監督も、「われわれは強烈なサインを送りたかった。これで大きな自信とハングリーさをもって、パリSG戦にとりかかれる」と語り、欧州王者の意地を誇示してみせた。

 対照的にパリSGは同日、リーグ・アンのタイトルレースを争うリールをホームに迎え、冴えない敗北(0-1)を喫した。これで首位の座をリールに明け渡し、あと7節を残すのみとなったリーグ戦は「ビッグ・バン」(『L’EQUIPE』一面)もあり得るカオス状態に。パリが再浮上する可能性はまだ残っているが、問題はCLだ。

 しかも暗雲はあらゆる場所に出現している。
 
 3日の試合でまず目についたのは、マルコ・ヴェッラッティの不在の大きさだ。彼がいるかいないかでパリのパフォーマンスは大きく左右される。この試合では、ヴェッラッティをバイエルン戦に集中させるべく、温存する予定だった。

 ところが、想定外の事態が起きた。イタリア代表から戻ってくるや、ヴェッラッティのコロナ陽性が判明したのだ。このため、温存どころか10日間の隔離に入り、肝心のバイエルン戦も出場できなくなってしまった。

 この問題には謎も残っている。ヴェッラッティは今年1月末から2月にかけて、コロナに感染したばかりだ。感染病の専門家も、「実は陰性なのに陽性と出てしまった偽陽性」、「感染力はゼロになっているが前回感染の残りかすがテストに出てしまった」、「前回とは異なる南アフリカやブラジルの変異株に再感染した」、という3つの可能性を挙げて、首を傾げている。

 いずれにせよ、この状況が変化しない限りイタリア代表MFは不在となり、中盤は危機的になってくる。なにしろレアンドロ・パレデスは出場停止、ダニーロ・ペレイラもふくらはぎに不安を抱える。残るのはイドリサ・ゲイエとアンデル・エレーラのみだ。

【動画】ロッカールームに引き上げていくネイマールとジャロ、一触即発の瞬間はこちら!

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