【日本代表】南野も直面した前線での孤立。鈴木武蔵は大丈夫? 大迫勇也不在の最前線はどうあるべき

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2020年11月16日

欧州で相手との駆け引き、間合いのとり方、身体の使い方が改善され、以前より収まるようになってきたが…

日本代表は今回、大迫(中央)を招集せず。鈴木(左)、南野(右)が1トップの代役として注目される。写真:龍フェルケル、Getty Images

画像を見る

 コロナ禍に見舞われた2020年の日本代表にとって最後の活動である11月シリーズ。2021年3月再開予定の2022年カタール・ワールドカップ・アジア予選に向け、森保一監督はチーム戦術や選手層拡大を目指して、様々なトライを続けている。

 13日のパナマ戦で約1年ぶりに代表戦に出場した長友佑都(マルセイユ)も「メンバーとフォーメーションを固定してうまくいっている時はいいけど、うまくいかなくなった時に修正が効かない。今、チャレンジしているのはワールドカップで勝つための戦術的な幅、選手の幅を広げること。森保さんのそういう意図をすごく感じるし、僕ら自身も理解している」と発言したが、パナマ戦の3バックスタートや10・11月シリーズでの大幅メンバー変更はプラスに考えていいだろう。

 そんななか、1トップも試合ごとに入れ替えながら戦っている。10月のカメルーン戦は大迫勇也(ブレーメン)、コートジボワール戦は鈴木武蔵(ベールスホット)、パナマ戦は南野拓実(リバプール)が最前線に陣取った。鈴木と南野は欧州での高度なプレー経験の積み重ねによって体格差のある屈強なDFとの駆け引きや間合いの取り方、身体の使い方が改善し、以前より前線で収められるケースが多くなった。

 とはいえ、大迫に匹敵するポストプレーができるかというと、まだまだ物足りなさも感じられる。パナマ戦の前半はひとつの象徴と言っていい。序盤こそ押し込んでチャンスを作っていた日本だが、徐々にパスがつながらなくなり、相手に主導権を握られ始め、自陣に引いて5バック気味になってしまう。南野、久保建英(ビジャレアル)、三好康児(アントワープ)の前線3枚の距離感も遠くなり、南野が孤立してしまった。

「自分としては裏で1本ゴールに向かうプレーには手応えを感じていた。あれがしっかりつながっていたら、相手のラインが下がってスペースが空いて2列目の選手にもっとボールが入ったんじゃないかと思う。それがチームのためになるという意識があった」と彼は分析したが、前半45分間は状況がなかなか好転しなかった。
 

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト責任編集
    2月18日発売
    2021 Jリーグ選手名鑑
    全57クラブを完全収録!!
    データ満載のNo.1名鑑
    ポケット版も同時発売!!
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 2月25日・3月11日合併号
    2月10日発売
    J1&J2リーグ
    開幕ガイド
    順位予想、開幕戦の見どころ、
    今季の注目株etc を総ざらい!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    2月18日発売
    2020-21シーズン
    最終陣容が確定!!
    欧州クラブチーム
    冬の選手名鑑
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.32
    1月15日発売
    第99回高校選手権
    決戦速報号
    山梨学院が11年ぶりV
    全47試合を総力レポート!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ