メクセスの首絞め以外にもピッチ上には“暴挙&奇行”がいっぱい!!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年01月26日

本能、激情、作戦、アクシデント……暴挙&奇行の原因は様々。

頭突き、パンチ、肘打ちと、相手を止めるためには手段を選ばないメクセスも、今回ばかりは「選手として、父親としてありえない行動を取ってしまった」と反省しきり。 (C) Getty Images

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一方的に攻められながらワンチャンスを活かして宿敵に勝利。アルゼンチンにとっても、マラドーナにとっても記憶に残る一戦となった90年W杯だが、その裏でとんでもない企みが進行していた。 (C) Getty Images

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 セリエA第20節でラツィオに1-3の完敗を喫したミラン。開幕戦のリベンジを許してしまった形だが、同時に話題になったのは、ミランDFフィリップ・メクセスがラツィオのステーファノ・マウリの首を絞めて退場となった悪質な行為だ。
 
 元々、熱くなりやすいこのフランス人は試合後、みずからの“蛮行”を反省し、謝罪するコメントも残しているが、こういった行為は人々の記憶に残りやすく、今後、「メクセス=首絞め」というイメージがついてしまう可能性は高い。「ルイス・スアレス=噛みつき」と同じように……。
 
 さて長いサッカーの歴史においては、メクセスのように、選手がピッチ上で奇行、あるいは暴挙に走った例は多々ある。本能によるもの、激情、作戦(?)、アクシデント……原因は様々だが、ここではピッチ上で見られた奇行&暴挙のほんの一例を紹介しよう。
 
◇ディエゴ・マラドーナ
・1982年スペイン・ワールドカップの2次リーグ・ブラジル戦で、ファウルを犯したブラジルのバチスタの腹に飛び蹴り。大会中は全ての試合で徹底マークされてストレスを溜めており、このブラジル戦もすでに敗色濃厚だったため、ついに我慢に限界に達してしまった。同情の余地はあったが、一方で「精神的に幼すぎる」との批判も……。
 
・バルセロナ在籍時の83-84シーズン、コパ・デル・レイ決勝でビルバオと対戦し、激闘の末に0-1の敗北。悲嘆に暮れるマラドーナをビルバオの選手がからかったことから大乱闘が勃発し、マラドーナはスペイン国王の目前で相手に強烈なひざ蹴りを見舞った。
 
 選手、スタッフ、観客、カメラマンが負傷し、多くの選手が厳罰に。被害者でも加害者でもあるマラドーナは、これでクラブとの折り合いがさらに悪化し、ナポリに新天地を求めた。
 
・90年イタリアW杯の決勝トーナメント1回戦・ブラジル戦で、相手のブランコに睡眠薬入りの水を勧めたと告白。マラドーナひとりの仕業ではないだろうが……。
 
・90年イタリアW杯決勝戦前の国歌斉唱で、テレビカメラに向かってスラングを連発。これは自身に対して憎悪をむき出しにするスタンドの観衆に向けてのものだった(このカメラの映像はそのままスタジアムの巨大ビジョンで流されていた)。
 
◇レイ・ウィルキンス
 イングランドの名MFで紳士ともいわれたウィルキンス(現ヨルダン代表監督)は、86年メキシコW杯のグループリーグ・モロッコ戦で、審判にボールを手で投げつけて(ぶつけて)退場。初戦を落として後がない状況のなか、苛立ちがつのっての行為だった。本人はボールを返しただけだと後に語っていたが……。
 
 なおこの前には、厳しくマークする相手選手を蹴りつけて警告を受けていた。クリーンさで売っていた選手らしからぬ2つの行為に、本人はしばらく精神的に立ち直れなかったとか。
 
◇ロベルト・ロハス
 90年イタリアW杯の南米予選で、ブラジルと敵地マラカナンで対戦したチリ。圧倒的不利な状況のなか、スタンドから発煙筒が投げ込まれると同時にGKロハスが倒れ、血だらけの状態で運び出されたが、実際は無効試合を狙って自分で額を傷つけたことが発覚。これで永久追放処分を受けた(後に軽減されるも選手としてのキャリアはこの時に終わった)。
 
◇ズボニミール・ボバン
 90年イタリアW杯直前のユーゴスラビア国内リーグで、ディナモ・ザグレブの一員だったボバンは、サポーターによる暴動を鎮圧しようとしていた警官に何度も飛び蹴りを食らわした。
 
「セルビア人(警官隊)がクロアチア人に暴力を振るうのを止めるため」という民族意識の発露だったと語ったことで、当初はクロアチアの英雄として崇められたが、今ではこの行為を野蛮な暴力だと冷静に見るクロアチア人も少なくない。

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