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U-17W杯、28日に優勝候補オランダと初戦!西川潤、唐山翔自ら逸材FWを擁す森山ジャパンに警戒の目も

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2019年10月27日

“グループ”にフォーカスした強化を図ってきた森山監督

今夏のU-20W杯にも飛び級参戦した西川。強豪揃いのグループで輝きを放てるか。(C) Getty Images

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 チームが立ち上がり、早2年半。あどけない表情を見せていた選手たちは大人の階段を登り、今では見違えるほど凛々しくなった。

 可愛い子には旅をさせろ――。森山佳郎監督が率いるU-17日本代表は様々な経験を積んだ。2017年9月のU-16アジア選手権予選ではインドネシアに赴き、グアム、シンガポール、マレーシアと対戦。3戦全勝で勝ち上がると、翌年10月にマレーシアで開催された本大会ではタジキスタンやオーストラリアといった難敵を下し、アジアの頂点に立った。僅差の接戦を制しながら、掴んだ世界への挑戦権。以降も様々な場所で試合を行ない、チーム力を高めてきた。そんな2002年生まれ以降の選手たちが集大成となる戦いに挑む。


 ブラジルで行なわれるU-17ワールドカップ。グループDに入った“02ジャパン”はオランダ、アメリカ、セネガルと対戦する。とりわけ、欧州王者のオランダは優勝候補筆頭で圧倒的な攻撃力を持つ。エールディビジで出場機会を得ている選手の一部は招集外だが、フェイエノールトのトップチームでプレーする点取り屋のナウファウ・ベニスなど実力者がずらりと揃う。ドルトムントU-19でプレーするジョバンニ・レイナを擁するアメリカや、身体能力に秀でたセネガルも侮れない相手だ。

 こうした難敵たちと対峙する若き日本代表。ただ、この世代は少し趣が異なり、前回のチームにいた久保建英や中村敬斗のような、個で勝負できるタレントが攻守ともに少ない。そのため、森山監督は“グループ”にフォーカスをして強化を図ってきた。攻撃は複数人が良い距離感で絡み、コンビネーションで相手の守備網を打開する戦い方が生命線となる。

 キーマンはボランチやサイドハーフをこなす成岡輝瑠(清水エスパルスユース)で、豊富な運動量と高質なパスでチームのアタックをオーガナイズ。機敏な動きでサイドを斬る三戸舜介(JFAアカデミー福島U18)や、確かな戦術眼を持つ藤田譲瑠チマ(東京ヴェルディユース)も局面を打開する上で欠かせない。

 そして、何と言ってもこのチームのストロングポイントは前線の選手たちである。
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