香川はトルコ移籍が転機に
いよいよ佳境を迎えている欧州のサッカーシーン。2018-19シーズンも、数多くの日本人選手が話題を提供してくれた。
今シーズン、欧州の主要リーグにおいて、リーグ優勝を経験したのは、昨冬にヘンクに加入した伊東純也、レッドブル・ザルツブルクの6連覇に貢献した南野拓実、そしてガラタサライにの連覇に寄与した長友佑都の3人だ。
このトリオをはじめ、トルコ、オーストリア、ベルギー、ポルトガル、ロシアの1部リーグでプレーする主な日本人選手のパフォーマンスを100点満点でチェック。その活躍ぶりを査定した。
今シーズン、欧州の主要リーグにおいて、リーグ優勝を経験したのは、昨冬にヘンクに加入した伊東純也、レッドブル・ザルツブルクの6連覇に貢献した南野拓実、そしてガラタサライにの連覇に寄与した長友佑都の3人だ。
このトリオをはじめ、トルコ、オーストリア、ベルギー、ポルトガル、ロシアの1部リーグでプレーする主な日本人選手のパフォーマンスを100点満点でチェック。その活躍ぶりを査定した。
<シュペルリギ(トルコ)>
香川真司(ベジクタシュ)…30点(不満が残る)
【2018-19シーズン成績】
シュペルリギ=14試合・4得点・2アシスト
(ドルトムント)
ブンデスリーガ=2試合・0得点・0アシスト
チャンピオンズ・リーグ=1試合・0得点・0アシスト
DFBポカール=1試合・0得点・0アシスト
レギオナルリーガ(4部)リザーブチーム=1試合・0得点・5アシスト
ドルトムントでプレーした前半戦は、キャリアで最も苦しい時期を過ごしたと言ってもいいだろう。新任のリュシアン・ファーブルの下で構想外となり、リザーブチームでのプレーを強いられるなど、出場機会を得られず。さらに足首の怪我も重なり、コンディションは最悪だった。
転機となったのは、1月末にトルコへ渡ったことだ。本人たっての希望であったスペイン行きは、移籍金で折り合いが付かずに断念したものの、移籍市場最終日にベジクタシュへ電撃加入を果たす。トルコ・デビューとなったアンタルヤスポル戦(第20節)では、いきなり2ゴールの大活躍を見せた。
シェノル・ギュネシュ監督の方針で、以降もベンチスタートが続いたものの、以降の13試合で2ゴール・2アシストと短い出場時間でまずまずの結果を残した。だが、シーズンを通しての出来には、厳しい評価を付けざるをえない。
長友佑都(ガラタサライ)…50点(可もなく不可もなし)
【2018-19シーズン成績】
シュペルリギ=17試合・1得点・2アシスト
チャンピオンズ・リーグ=5試合・0得点・0アシスト
ヨーロッパリーグ=2試合・0得点・1アシスト
トルコ・カップ=0試合・0得点・0アシスト
トルコ・スーパーカップ=1試合・0得点・0アシスト
攻守に波の少ないプレーでチームに安心感を与え、リーグ連覇に貢献。この日本代表DFがピッチに立つと、ライバルのマルティン・リネスが出場した時にくらべてDFラインが安定していたのは明らかだった。
29節のカイセリスポル戦では、嬉しい移籍後初ゴールをヘッドで叩き出し、トップを走るバシャクシェヒルを猛追していたチームを勢いに乗せた。
ただ、二度に渡る故障で戦線離脱を余儀なくされ、リーグ戦の出場はちょうど半分の17試合のみ。その点を考慮し、採点は50点にとどめた。
香川真司(ベジクタシュ)…30点(不満が残る)
【2018-19シーズン成績】
シュペルリギ=14試合・4得点・2アシスト
(ドルトムント)
ブンデスリーガ=2試合・0得点・0アシスト
チャンピオンズ・リーグ=1試合・0得点・0アシスト
DFBポカール=1試合・0得点・0アシスト
レギオナルリーガ(4部)リザーブチーム=1試合・0得点・5アシスト
ドルトムントでプレーした前半戦は、キャリアで最も苦しい時期を過ごしたと言ってもいいだろう。新任のリュシアン・ファーブルの下で構想外となり、リザーブチームでのプレーを強いられるなど、出場機会を得られず。さらに足首の怪我も重なり、コンディションは最悪だった。
転機となったのは、1月末にトルコへ渡ったことだ。本人たっての希望であったスペイン行きは、移籍金で折り合いが付かずに断念したものの、移籍市場最終日にベジクタシュへ電撃加入を果たす。トルコ・デビューとなったアンタルヤスポル戦(第20節)では、いきなり2ゴールの大活躍を見せた。
シェノル・ギュネシュ監督の方針で、以降もベンチスタートが続いたものの、以降の13試合で2ゴール・2アシストと短い出場時間でまずまずの結果を残した。だが、シーズンを通しての出来には、厳しい評価を付けざるをえない。
長友佑都(ガラタサライ)…50点(可もなく不可もなし)
【2018-19シーズン成績】
シュペルリギ=17試合・1得点・2アシスト
チャンピオンズ・リーグ=5試合・0得点・0アシスト
ヨーロッパリーグ=2試合・0得点・1アシスト
トルコ・カップ=0試合・0得点・0アシスト
トルコ・スーパーカップ=1試合・0得点・0アシスト
攻守に波の少ないプレーでチームに安心感を与え、リーグ連覇に貢献。この日本代表DFがピッチに立つと、ライバルのマルティン・リネスが出場した時にくらべてDFラインが安定していたのは明らかだった。
29節のカイセリスポル戦では、嬉しい移籍後初ゴールをヘッドで叩き出し、トップを走るバシャクシェヒルを猛追していたチームを勢いに乗せた。
ただ、二度に渡る故障で戦線離脱を余儀なくされ、リーグ戦の出場はちょうど半分の17試合のみ。その点を考慮し、採点は50点にとどめた。