長谷川監督はその成長を認める
[J11節]川崎0-0FC東京/2月23日/等々力
J1の開幕戦で実現した川崎とFC東京の“多摩川クラシコ”は0-0のドローに終わったが、大きな注目を浴びたのが、先発を果たした17歳の久保建英だ。久保といえば、スペインの強豪バルセロナの下部組織出身として有名だが、4-4-2の右サイドハーフを務めたこの日も華麗なテクニックを披露した。
序盤からカウンターの先導役となり、38分にFW永井謙佑にあと一歩となるロングスルーパスを送ると、40分にはポスト直撃のFKを放つ。加えて守備でも貢献し、前述の永井へのパスは川崎の左SB車屋紳太郎からボールを奪い、自らドリブルで持ち上がった形だった。
王者・川崎を相手に示したパフォ―マンスに、FC東京の長谷川健太監督も賞賛を惜しまない。
「素晴らしいのひと言。前半は風下でなかなかボールが落ち着かないなか、どこかでタメを作る必要がありました。もちろん東(慶悟)のところでタメができてシュートまでいけましたが、(久保)建英のところで時間を作れました。交代するまで守備の穴も空けなかった。昨シーズンからの上積み、成長を皆さんに彼自身、お見せすることができたんじゃないかなと思います」
J1の開幕戦で実現した川崎とFC東京の“多摩川クラシコ”は0-0のドローに終わったが、大きな注目を浴びたのが、先発を果たした17歳の久保建英だ。久保といえば、スペインの強豪バルセロナの下部組織出身として有名だが、4-4-2の右サイドハーフを務めたこの日も華麗なテクニックを披露した。
序盤からカウンターの先導役となり、38分にFW永井謙佑にあと一歩となるロングスルーパスを送ると、40分にはポスト直撃のFKを放つ。加えて守備でも貢献し、前述の永井へのパスは川崎の左SB車屋紳太郎からボールを奪い、自らドリブルで持ち上がった形だった。
王者・川崎を相手に示したパフォ―マンスに、FC東京の長谷川健太監督も賞賛を惜しまない。
「素晴らしいのひと言。前半は風下でなかなかボールが落ち着かないなか、どこかでタメを作る必要がありました。もちろん東(慶悟)のところでタメができてシュートまでいけましたが、(久保)建英のところで時間を作れました。交代するまで守備の穴も空けなかった。昨シーズンからの上積み、成長を皆さんに彼自身、お見せすることができたんじゃないかなと思います」
そしてかつてG大阪で指導し、現在はオランダのフローニンヘンで活躍する日本代表の堂安律を引き合いに出して、そのポテンシャルに太鼓判を押した。
「すべてが成長していると思います。昨シーズンまではすぐ奪われたり、フィジカル的に追いつかなくて倒されたりしていました。でも奪われなくなったし、仕掛けることもできるようになった。この年代の1年の成長は素晴らしいなと思います。皆さんがビックリするくらいに変わっている。堂安がヨーロッパに行く前のレベルくらいまで来ています」
「すべてが成長していると思います。昨シーズンまではすぐ奪われたり、フィジカル的に追いつかなくて倒されたりしていました。でも奪われなくなったし、仕掛けることもできるようになった。この年代の1年の成長は素晴らしいなと思います。皆さんがビックリするくらいに変わっている。堂安がヨーロッパに行く前のレベルくらいまで来ています」