【2014南関東総体】代表校の強さの秘密を探る|大阪桐蔭

カテゴリ:高校・ユース・その他

森田将義

2014年06月09日

今年の大阪桐蔭は変幻自在かつ、エンジン全開。

2年ぶりのインターハイ出場を決めた大阪桐蔭。全員攻撃・全員守備がチームのモットーだ。 (C) Masayoshi MORITA

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「序盤から主導権を握られるように、エンジン全開。かつ、最後まで気を抜かないで戦い抜くのが今年のコンセプト」(永野悦次郎監督)。指揮官が狙う戦いが見事にハマり、強豪が居並ぶ大阪府予選の決勝リーグをフルスロットルで駆け抜けた。
 
 例年ならば、試合の序盤はエンジンがかからず、“打倒・大阪桐蔭”を目指す他校の勢いに飲まれてしまうことが多かったが、数年前から毎週水曜日にC大阪U-18と練習試合を組んできたことが奏功した。「セレッソは試合の入りが非常に早く、試合を続けるうちに厳しいプレッシャーに対してもしっかり見て判断ができるようになってきた」(永野監督)とその効果が目に見えて表われ始めた。
 
 今大会でも順当に4強まで駒を進め、決勝リーグ初戦の大塚戦では3-1で勝利。幸先良く白星発進すると、2戦目では阪南大高と対戦。プリンスリーグ関西で敗れた相手に対し、「自分たちのテーマは全員で守備をして、全員で攻撃をする。一人ひとりで戦うのではなく、組織で戦う中で、各々の特徴を出していく」(DF上加世田航也)というチームが目指す理想の戦いを披露した。
 
 阪南大高戦は、試合序盤から選手同士の距離や、受け手と出し手の関係性を徹底しながら、選手たちが状況に応じた戦術を選択する大阪桐蔭流のサッカーを披露。前半は「自分たちのミスから失点してしまった」(上加世田)という前回の戦いで得た反省を活かし、ボールを奪うと、FW奥田陽太ら攻撃陣につなぎ、敵陣での時間を増やすことで、守備の負担を軽減した。
 
 後半に入ってからはブロックでの守備を徹底した相手を崩すべく、MF久保田和音と久保田貴大のダブル“久保田”ボランチが、いったん前線にボールを当て、突破力のある両サイドMF伊東伶惟、神田瑛士郎へと展開。迫力のある攻撃で圧倒しつつ、ミドルシュートを多用して相手DFを前に引きずり出す。それによって背後に生まれたスペースを細かい連係で崩すなど多彩な仕掛けで、2-0とリベンジを達成した。
 
 引き分け以上で勝ち抜けが決まる最終日の金光大阪戦もコンセプト通り、最後まで気を抜かずに、2-1で勝利。3連勝を達成し、第1代表として全国の舞台へと進んだ。

【2014南関東総体Photo】大阪桐蔭

 
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