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明秀日立が“真の強豪校”になるべく新たなスタート。サニックス杯で知った自分たちの現在地と無限大の可能性

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2024年03月22日

去年の経験は貴重な財産に

県新人戦はまさかの準々決勝敗退。この悔しさを糧に、明秀日立はもう一度、全国で戦うための強化に励んだ。写真:松尾祐希

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 昨夏の日本一から7か月。インターハイで創部初の全国優勝を果たした明秀日立が“真の強豪校”になるべく挑戦を続けている。

 伝統的にフィジカル能力に長け、アンダーアーマー製のタイトなユニホームがはち切れんばかりに鍛え上げられた選手が揃う。戦術は堅守速攻がベースで、インテンシティの高さと縦に速いアタックは関東でも指折りのレベルだ。

 昨年度のインターハイでは、初戦で静岡学園に2-1で競り勝ち、続く2回戦では青森山田に1-0で勝利。茨城県リーグ1部所属のチームがプレミアリーグ勢を破って勢いに乗り、一気に頂点へと駆け上がった。その一方で、冬の選手権は2回戦でPK負け。プリンスリーグ関東2部昇格もプレーオフで敗れるなど、最後は笑顔で終われなかった。

 ただ、去年の経験はチームにとって貴重な財産。萬場努監督は言う。

「自分自身、(監督として真夏のトーナメントで)6試合を勝ち上がる苦しさを分かったつもりでいる。連戦に対する免疫とか、疲労がどのタイミングで来そうというのは選手に伝えやすくなったし、選手も意識しながら取り組んでくれる。何より、(去年の体験があるので)話が入りやすくなった印象がすごくある。なので、(日本一を目ざす)目線が揃いやすくなりました」
 
 昨年の日本一に貢献した守護神の重松陽(2年)はこう話す。

「チームがバラバラになっていても、連戦の中でもどれだけチームがカバーして助け合えるか。その部分があったうえで技術も発揮できる。そんな選手が多いチームは強いと知ったので、僕たちも体現していかないといけない」

 今年のチームは守備陣の経験値が乏しい。攻撃陣ではFW柴田健成(2年)やMF阿部巧実(2年)、FW竹花龍生(2年)、FW保科愛斗(2年)が昨年のインターハイ優勝を経験した一方で、最終ラインには昨年のレギュラーがひとりもいない。GKの重松以外は全て入れ替わったため、一から再構築するしかない。

「僕自身の力もアップデートしつつ、自分が(経験を)伝えていく。それが僕の役割。どんどん伝えて、去年に負けないぐらいの守備陣を作って、安定感を高めていけるように自分から発信したい」という重松の言葉からも、危機感と覚悟が感じ取れた。

 しかし、1月の県新人戦は準々決勝でまさかの敗退。PK戦で敗れ、早々に姿を消した。県大会で敗れたのは一昨年の選手権予選以来。チームはいきなり現実を突きつけられた。

「一つにまとまれていなかった」とはゲームキャプテン竹花の言葉。悔しい経験を踏まえ、チームはもう一度、全国で戦うために組織力の強化に励んだ。

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