現地時間８月27日に開催されたプレミアリーグの第３節で、リバプールは昨シーズンに大躍進を遂げて４位に入ったニューカッスルと敵地で対戦。前節のボーンマス戦（３－１）で途中出場し、新天地デビューを飾った遠藤航がアンカーに入り、初先発を果たした。
立ち上がりから攻守が激しく入れ替わるなか、リバプールは17分にディアスがスピードに乗ったドリブルで一気に侵入。右アウトサイドでシュートを放つが、GKポープに阻まれる。
迎えた25分、サラーのバックパスを受けたアレクサンダー＝アーノルドがトラップミスでボールを後ろに逸らすと、ゴードンにかっさらわれ、そのまま被弾。痛恨のプレーで先制を許す。
悪い流れは止まらず、直後の28分には、守備の要ファン・ダイクがペナルティエリア手前でイサクを倒し、一発退場。リバプールはボーンマス戦でマカリステルがレッドカードを受けており（後に異議申し立てが認められ、処分撤回）、２戦連続で退場者を出すこととなった。
【動画】リバプール初先発で堂々のパフォーマンス！遠藤の好プレーをチェック
２試合連続で退場者を出す
１点ビハインドで折り返すと、58分に劣勢の展開を打破するべく２枚替えを敢行。豊富なスタミナを活かし、ハードワークを続けていた遠藤と、ガクポを下げ、エリオットとジョッタを送り込む。
67分には、斜めのランニングでペナルティエリア左に走り込んだサラーが、ダイレクトでシュートを放つも、相手DFの決死のブロックに阻まれる。
それでも81分、直前にマカリステルと代わって投入されたヌニェスが、右足のシュートを突き刺し、ついに同点に追いつく。
これで勢いづくと、ヌニェスはなんと90＋３分に今度は勝ち越し点を奪取。数的不利のリバプールが難敵ニューカッスル相手に２－1で鮮やかな逆転勝利を収め、開幕から３試合で２勝１分とした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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