【ブンデス現地コラム】強力2トップが躍動!! 輝きを取り戻したレバークーゼン

カテゴリ:連載・コラム

中野吉之伴

2015年12月18日

戦術的なミスが多く見受けられたバルセロナ戦。

CLではグループステージ敗退が決定。シュミット監督の解任も噂されたが……。(C)Getty Images

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 1-1で引き分け、決勝トーナメント進出を逃したチャンピオンズ・リーグのバルセロナ戦(グループステージ第6節)後の記者会見でこんな一幕があった。年配のドイツ人記者がレバークーゼンのロジャー・シュミット監督に噛み付いたのだ。
 
「チームとは熟成させることで成長していくものだ。だが、今シーズンはシステムも先発メンバーも統一されていない。特に酷いのが攻撃だ。成長するどころか、後退してしまっている」
 
 記者の言葉に一瞬戸惑いを表情に浮かべた後、シュミット監督は冷静な口調でこう返した。
 
「ゲームをコントロールできていないのは確かだ。だが、主力だったライナルツ、カストロ、ロルフェスらが退団してしまったことを忘れてはいけない。トプラクも負傷で長く戦列を離れている。こうした選手が抜けた穴を若手で埋めるのは容易じゃないよ」
 
 シュミット監督の主張は至極真っ当だ。しかし、記者の指摘も間違っているわけではない。このバルセロナ戦では気迫あふれるプレーを見せながらも、戦術的なミスが多く見受けられた。アタッカー陣が闇雲にボールを追い回した結果プレスを簡単にかわされ、初歩的なパスミスからカウンターに持ち込まれる場面も散見された。
 
「勝っても不思議ではない内容だった」

 シュミット監督はそう振り返ったが、私の印象は真逆で、負けていてもおかしくはなかった。バルセロナが主力の大半を休ませていなければ、引き分けにすら持ち込めなかっただろう。
 
 悪い流れを断ち切れない監督の末路は、古今東西決まっている。バルセロナ戦から3日後のボルシアMG(ブンデスリーガ第16節)を落とせば、シュミットのクビが飛ぶのではないか。そんな噂が飛び交っていた。
 

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