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【移籍専門記者コラム】イカルディ売却への布石。インテルが猛アタックするボカの逸材カレーリ

カテゴリ:移籍情報

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2015年12月05日

もはやパレルモには手が出ない値段にまで高騰。

代表歴はユース年代を含めて皆無なカレーリ。しかし、今夏はパレルモに加えてビジャレアルやアーセナルが興味を示し、現在もインテルとチェルシーが争奪するなど、ポテンシャルを高く評価するクラブは少なくない。(C)Getty Images

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 今夏の段階では、マウリツィオ・ザンパリーニ会長のパレルモが獲得に最も近いところにいると言われていた。かつてはエディンソン・カバーニ(現パリSG)やパウロ・ディバラ(現ユベントス)を発掘するなど、南米のストライカーに関しては見る目があると定評のザンパリーニが目をつけたというのは、それだけのタレントである可能性が高いということだ。
 
 彼の名はジョナタン・カレーリ(22歳)。所属するボカではまだ完全にブレイクしていないが、もはやプロビンチャ(地方クラブ)のパレルモには手の届かないところまで値段が吊り上がってしまった。しかし、イタリア行きの可能性がなくなったわけではない。ここにきて猛アタックを掛けているインテルが、チェルシーとの競合で有利な立場に立ち、できればこの1月にもイタリアに連れてこようとしているからだ。
 
 ただ、インテルはすでにEU外選手枠を使い切っているので、獲得しても今シーズンの登録は不可能。セリエAの他のクラブに半年間“パーキング”することになる。2005年にジュリオ・セーザル(現ベンフィカ)をキエーボに“預けた”のと同じく、そこで価値を高めてからサン・シーロに連れてこようという算段だ。
 
 インテルはカレーリが将来、マウロ・イカルディの後釜になりえるタレントかどうかを見極めたいと考えている。現時点ではインテルでプレーするのは時期尚早だが、もし今シーズン後半に中小クラブで説得力のあるプレーを見せれば、ロベルト・マンチーニの戦術に適しているとは言えないイカルディを、来夏に高値で売却できる状況が整うかもしれないと読んでいるのだ。
 
 イカルディに関しては、リバプールが以前からリストアップしており、スペインにも買い手は事欠かない。インテルにとっては大きな売却益を計上する絶好のチャンスだ。
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