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【カタールW杯|A組展望】大本命オランダはセネガルとの初戦で敗戦のリスクも。初出場カタールはホームアドバンテージを活かせるか

カテゴリ:国際大会

河治良幸

2022年10月13日

三笘のチームメイト、エクアドルの20歳カイセドに要注目

グループAはオランダが大本命。躍進にはセネガルとの初戦がカギになりそうだ。(C)Getty Images

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 11月20日に幕を開けるカタール・ワールドカップ。4年に一度の大舞台では、どんな戦いが繰り広げられるか。本稿ではグループ毎に出場国とグループステージ展望を紹介。今回は、開催国カタールが組み込まれたAグループだ。

――◆――◆――

■カタール
(初出場)

 過去にW杯の出場がない初めての開催国となるが、前回アジアカップ決勝で日本を破ったアジア王者であることを忘れてはいけない。

 プレW杯となるアラブカップは準決勝でアルジェリアに1-2で敗れたが、エジプトとの3位決定戦を制して3位に。アフリカの強豪にも太刀打ちできることを示した。

 何より気候や環境だけでなく、欧州リーグなどが開幕の1週間前まで中断しない期間に、準備で大きなアドバンテージを得ることができそうだ。バルセロナの育成部門で指導者の経験を積んだフェリックス・サンチェス監督が、主力メンバーのほとんどをアンダー世代から見てきているのも大きい。

 基本的に3-5-2で後ろから丁寧につなぐが、前線のアクラム・アフィフやアルモエズ・アリをシンプルに使う形もある。特にボールの支配力で劣勢になりそうなオランダ戦でどういうゲームプランを描くのかは注目だ。
 
■エクアドル
(2大会ぶり4回目の出場)

 南米勢の中ではやや軽視されているかもしれないが、どの対戦相手にも厄介な相手になりうる。チームとして堅実で粘り強い守備から、テクニカルなカウンターを駆使するスタイルは一貫しており、組織が崩れる心配はほとんどない。

 実際に南米予選でもブラジルやアルゼンチンと引き分け、6月の親善試合ではナイジェリアに1-0勝利、メキシコとはスコアレスドローだった。日本も9月の対戦で0-0と引き分けた。

 守備時は4-1-4-1、攻撃時は4-3-3がベースとなるが、ダブルボランチを採用する試合もある。CBのピエロ・インカピエ、アンカーのカルロス・グルエソ、FWのミカエル・エストラーダなど、デュエルに強いタレントがセンターラインに揃う。

 ただ最大の注目選手は、ブライトンで三笘薫のチームメイトでもある20歳のモイセス・カイセド。中盤でボールを奪ったところからのショートカウンターは脅威だ。10年来エースを担ってきたエネル・バレンシアも32歳となったが、勝負強いジョーカーとして牙を研ぐ。
 
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