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【指揮官コラム】特別編 三浦泰年の『情熱地泰』|帰国早々の直感は「降格したって焦らなくていい!」

カテゴリ:特集

サッカーダイジェスト編集部

2015年10月07日

帰国初日からインタビュー、テレビ出演と続き……。

帰国翌日には地元・静岡のスポーツ情報番組で清水について語った。古巣の現状は素直に「悔しい」。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 10月1日にタイ(チェンマイ)から帰国し、日本で新たなスタートを切った。
 
 タイで感じたこと、考えたこと、そして行動したことを、日本ではどう感じ取れ、考え、行動していくべきなのか? 自分がやってきたことを確認するために、帰国1日目を有効に使いたいと思った。
 
 チェンマイ国際空港を19:20に発ち、10時間40分後、翌日の朝6:05には羽田空港に到着。機内ではゆっくり休むことができた。
 
 まずは、青山でふたつのインタビュー取材を入れた。
 
 ひとつは海外チャレンジの取材。まさしくやってきたことが「是か否か」を自分自身の口から語った。もうひとつは高校時代の恩師、井田勝通氏(静岡学園元監督)の本取材。思い出話に花が咲いた。
 
 翌2日には地元・静岡に戻り、静岡のスポーツ情報を伝える番組「スポパラ」に出演。同時に実家の家族、友人などに会う時間を作れた。もちろん静岡と言えば「サッカー王国」と呼ばれているが、Jリーグはご存知のように清水エスパルスが苦しんでいる。
 
 テレビ出演の翌日に降格ライン直接対決の松本戦を前に、サッカーを伝える番組に出演するのだからエスパルスについて語ることを避けるのは許されない。しかし数十分の番組の中で語るには余りにも時間は短すぎる。メインキャスターの澤登氏はエスパルス時代の同志であり、静岡のサッカー界の後輩でもあるが、OBとして静岡のサッカー人としてこの状況に穏やかな氣持ちのままではいられない。
 
 それは静岡のサッカーに携わる人間たちの正直な感情であろう。そして僕も選手時代を経験し、指揮を執る立場として勝利を目指しながらも、この苦しさを味わって来た。
 
 3日は東京に戻り、自宅で松本-清水戦をスカパー!で観戦。結果1-0でホームの松本が勝利を収めた。もちろん順位などの状況を説明するまでもないと思うが、エスパルスは第2ステージ、年間順位でいずれも最下位だ。次節、敗戦すれば降格が決まってしまう状況にある(偶然にも静岡で行なわれるホーム仙台戦の解説の仕事を受けている)。
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