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【指揮官コラム】特別編 三浦泰年の『情熱地泰』|テロ騒ぎにも平常心で…9月には再びタイで指揮を執るだろう

カテゴリ:特集

サッカーダイジェスト編集部

2015年08月25日

次回のコラムでは良い報告ができると思う。

8月17日にバンコクで起きたテロ事件直後の現場の様子。多数の死傷者を出した事件の犯人はいまだ捕まっていない。(C) Getty Images

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 8月17日、バンコクでテロが起きた。
 
 心配してくれた多くの友人たちからメールなどで連絡をもらい、本当に周りの人たちへ感謝しなければいけない。暗いニュースのなかにも勇気をもらい、僕自身、より「やらなければ!」という気持ちを強くしている。
 
 未だ犯人は捕まっておらず、日本では心配している人は多いと思うが、国内には動揺は感じられず、僕の周りはいつもと変わらない。これもメディア報道を通してのギャップのようなものかもしれないが、過剰に受け止めずに安心まではいかなくても、そこまで心配せずとも大丈夫だと思う。
 
 とは言っても異国の地、なにが起きてもおかしくはない。そう考えると、一日一日を自然体に全力でやり通すことが、なにより大事に思えるのだ。
 
 8月は僕にとって夏休み期間のようなもので、上手く時間を費やすことができた。サッカースクールで少年たちを教えたり、若い選手を指導してチーム作りの手助けをしたり、試合の生観戦やクラブ幹部へのプレゼン、知人や友人とたくさんの話をし、静岡から来たサッカー関係者をチェンマイアンバサダー(自称)としてチェンマイを案内したりもした(ちなみに静岡県選抜の中学生も来ることになっていたが、テロ事件によって中止になった)。
 
 そして心身統一の練習を積極的に行ない、次への準備は充分なほどできた。9月には、またピッチの上で指揮を執れればと思っている。
 
 このコラムの掲載後には次に進む道がハッキリすると思うが、次回は良い報告ができるだろう。良い報告とはもちろん、監督としてチームの指揮を執るということ。まだどのカテゴリーになるか、どのクラブになるかといったあたりは決まっておらず、ここ数日で明らかになるはず。
 
 オファーのなかには総監督の依頼、監督として明確な短期ノルマで指揮を執るもの、監督として来季を見据えたものがあったが、今月中には先方に僕の意思を伝え、次の仕事が決まることになる。
 
 チェンマイに来て丸8か月が経とうとしている。住んでいたマンション(コンドミニアム)も引き払い、今は次の準備、拠点を移すためにホテルへ移った。もうひと踏ん張りし、僕はタイで自分の野心を追求したいと考えている。
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