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早くも「Mitoma!」のチャントが誕生。期待に応えるべく、定位置争いに燃える三笘薫は「練習するのみ」と専心【現地発】

カテゴリ:海外日本人

田嶋コウスケ

2022年08月24日

ウェストハム戦はボールに触れず試合終了

現状は“ジョーカー”の役割を求められている三笘。「自分の出番になった時にいかに助けられるか」と言葉に力をこめる。(C)Getty Images

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「今は我慢するところ――」

 現地時間8月21日に行なわれたウェストハム戦の試合後、ブライトンの三笘薫は落ち着いた様子で語った。

 三笘に出番が訪れたのは、2-0の自軍リードで迎えた後半アディショナルタイムのこと。テクニカルエリアで準備を整え、90+3分にピッチに入った。ポジションは4-2-3-1の左MF。敵のパス回しを追いかけると、ボールに触ることなくそのまま試合終了のホイッスルを聞いた。

 2分間のみの出場に、本人は「仕方がない」と一言。「今のところビハインドのところや同点のところの(点を取りにいく)役割を求められているので、その時にいかにできるかっていうところだと思います」と自身の立ち位置を説明した。

 三笘の言葉通り、出場機会は限られている。三笘のプレー位置は、ベルギー代表MFレアンドロ・トロサールがファーストチョイスだ。開幕3試合で2勝1分と好調のブライトンで、トロサールの貢献度は攻守両方で非常に高い。
 
 味方の動き出しに合わせてスルーパスを出したり、ゴールに近いエリアで正確にシュートを打ったりと、攻撃の中心的存在として君臨している。また、守備をサボらないハードワーカーで、ピッチを上下動してチームを支え続けている。

 日本代表MFは3-4-3で左ウイングバック、4-2-3-1では左MFとしてプレーしているが、どちらも序列で三笘の上にいるのがこのベルギー代表MFだ。

 三笘の役割を端的に言えば、試合の流れを変えたいときの「ジョーカー」となる。相手にリードされている時、または同点の膠着状態でゴールが欲しい時に、ドリブル突破に長ける三笘の必要性が高まる。実際、75分から途中出場でインパクトを残した前節ニューカッスル戦も、0-0の状況で出番の声がかかった。

 チームが好調でスタメンも3戦連続で変わっていないが、本人は「チームの調子が良いのはいいこと。そこを崩さないことと、自分の出番になった時にいかに助けられるかだと思うので、今は我慢するところと思っています」と冷静に話した。
 
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