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中国・サウジ2連戦最大のキーポイント、吉田&冨安の代役問題の行方。新たなCBコンビで序列主義から脱却できるか?

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2022年01月26日

吉田、冨安ふたり揃って不在の状態で大一番を迎えるのは2018年秋のチーム発足後初めて

今回の2連戦でセンターバックはどんなコンビとなるのだろうか。写真は、左上から時計回りに板倉、谷口、中谷、植田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 27日の2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第7戦・中国戦(埼玉)がいよいよ明日に迫ってきた。25日には23人全員が揃って非公開練習を実施。緊張感が高まりつつある。
 
 ただ、今回は不安要素が山積している。その最たるものが、センターバック(CB)問題だ。17~21日の国内組代表合宿スタート前から大黒柱のキャプテン・吉田麻也(サンプドリア)の負傷離脱は分かっていたが、22日のメンバー発表を経て、いよいよここから直前合宿というタイミングでもうひとりの守備の柱・冨安健洋(アーセナル)も今回の代表招集を辞退。2019年アジアカップ(UAE)から森保一監督がこだわり続けてきた両CBが揃って不在という緊急事態に直面しているのだ。

 2010年南アフリカW杯の中澤佑二と田中マルクス闘莉王、2018年ロシアW杯の吉田と昌子源(G大阪)のコンビに象徴される通り、日本代表が世界で結果を出した時には必ずと言っていいほど鉄壁で安定感あるCBコンビがいた。自身も代表レジェンドである指揮官もその重要性を熟知しているからこそ、吉田・冨安コンビを重用してきたのだろう。

 昨夏の東京五輪では冨安が何試合かケガで欠場し、板倉滉(シャルケ)が穴を埋めたケースもあったが、ふたり揃って不在の状態で大一番を迎えるのは2018年秋のチーム発足後初めてとなる。だからこそ、代役をどうするのかを真剣に考えなければいけない事態に追い込まれている。

 今回のCB候補者は、昨年9月のオマーン戦(吹田)に先発した植田直通(ニーム)、東京五輪経験者の板倉、国内組の谷口彰悟(川崎)、中谷進之介(名古屋)の4人。右サイドバック(SB)の酒井宏樹(浦和)やボランチ・遠藤航(シュツットガルト)もCBをこなせるが、森保監督が今、主力の2人をイレギュラーな形で起用する可能性は低い。やはり植田、板倉、谷口、中谷の4人の中から2人が選ばれると見るのが順当だ。

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